学部・大学院区分開・博前
時間割コード3067901
科目区分専門・プログラム
Program
科目名 【日本語】教育発達演習Ⅱa
科目名 【英語】Seminar on Education and Human Development IIa
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】渡邉 雅子 ○
担当教員 【英語】WATANABE Masako ○
単位数1
開講期・開講時間帯秋 金曜日 3時限
Fall Fri 3
授業形態


授業の目的 【日本語】
授業の目的 【英語】
本コースは、バジル・1ーンスティンの『<教育>の社会学理論』の講読を通して、「枠付け」、「分類」、「コード」などの概念を使って教育における知識の様態と統制の関係を理解できることを目的とする。社会と教育の現象を理論を使って分析・説明できることを学び、それを土台に履修者の研究テーマへの応用ができること、または興味ある教育・社会現象への適用ができるようになることを目的とする。
受講者が授業終了時に以下の知識・技能、資質・能力を身につけていることを目標とする。
・コード理論、知識の分類・枠付けの概念が理解できる。
・バーンスティンの理論の構造が理解できる。
・コード理論、知識の分類・枠付けの概念を使って、社会・教育現象を説明することができる。
到達目標 【日本語】
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
Structure of the Course / Schedule授業の構成・計画
開講:知識社会学におけるバーンスティン理論の位置付け
序章:理論、実証研究、応答、そして民主主義
教育コードとその実践における諸様態
<教育>装置
知識の<教育>化―再文脈化過程の探求
三科と四科(中世ヨーロッパの伝統)についての諸考察
コード理論とその実証研究
実証研究と記述の言語
社会言語学
言説、知識の構造、そして場―ブルデュー概念の考察―
コード理論とその位置付け
再生産理論とピエール・ブルデュー
バーンスティンの理論はどう応用できるか(個人発表と討論1)
バーンスティンの理論はどう応用できるか(個人発表と討論2)
バーンスティンの理論はどう応用できるか(個人発表と討論3)
授業前に、扱う文献の該当箇所、事前に配布されたレジュメと討論のテーマを読み、討論に備えること。必要に応じて、他の文献にもあたり調べること。
授業を受けながら、理論の応用について常に考え、準備を行い、個人発表に備えること。
履修条件・関連する科目
社会学または教育社会学の基礎知識があること。社会学または教育社会学入門のコースを履修済みであること。
成績評価の方法と基準
受講者が以下の知識・技能、資質・能力を身につけることを目標とする。
・コード理論、知識の分類・枠付けの概念が理解できる。
・バーンスティンの理論の構造が理解できる。
・コード理論、知識の分類・枠付けの概念を使って、社会・教育現象を説明することができる。
演習(発表のレジュメ・資料・討論テーマ)40%、発表と討論への参加20%、理論の応用についての個人発表40%。それぞれについてC-,またはC(該当する場合)以上を合格要件とする。
教科書・参考書
教科書:バーンスティン・バジル, 2000, 『<教育>社会学理論―象徴統制、<教育:ペダゴジー>の言説、アイデンティティ』久冨善之他訳 法政大学出版会.
参考書:必要に応じて授業時に示す。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
注意事項
使用言語
日本語
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置