学部・大学院区分 | | 多・博前 | | 時間割コード | | 3211023 | | 科目区分 | | A類Ⅰ(基礎科目) Category A-1 | | 科目名 【日本語】 | | 確率論概論Ⅲ | | 科目名 【英語】 | | Introduction to Probability Theory III | | コースナンバリングコード | | | | 担当教員 【日本語】 | | | | 担当教員 【英語】 | | | | 単位数 | | 2 | | 開講期・開講時間帯 | |
| | 授業形態 | |
| | 学科・専攻 | | | | 必修・選択 | | | |
授業の目的 【日本語】 | | 3年次までに学習した微分積分やルベーグ積分などの知識をもとにコルモゴロフにより創設された測度論的確率論の基礎知識の習得を目標とする.
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the fundamental principles of measure theoretic probability under the knowledge of calculus and measure theory. |
| | 授業の目的 【英語】 | | | | 到達目標 【日本語】 | | この授業では,受講者が授業終了時に,以下の知識・能力を身につけていることを目標とする。
1. 測度論を用いた確率空間の定義を理解し確認できる.
2. 期待値を測度を用いて表現し計算することができる.
3. 測度論的確率論における独立性の概念を理解できる.
4. 大数の法則, 中心極限定理の主張を理解し正しく適用できる. |
| | 到達目標 【英語】 | | | | 授業の内容や構成 | | 以下の内容を扱う.
[1] 測度論を用いた確率空間の構成
[2] 確率変数
[3] 独立性
[4] 様々な収束の定義
[5] 大数の法則
[6] 特性関数
[7] 中心極限定理
The topics in this lecture are followings:
[1] Construction of probability space by using measure theory
[2] Random variables
[3] Independence
[4] Several definitions of convergence
[5] Law of large numbers
[6] Characteristic function
[7] Central limit theorem |
| | 履修条件 | | 測度論(可測空間, 測度, ルベーグ積分, 収束定理など)に関する知識を有していることが望ましい.
It is better that students have knowledge on measure theory (measurable space, measure, Lebesgue measure, theorems on convergence, e.t.c)
This course will be taught in Japanese.
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| | 関連する科目 | | | | 成績評価の方法と基準 | | レポート(50%)および期末に行われる試験(50%)で評価し, 総点で60%以上を合格とする.
レポート, 試験はきちんと議論が書かれているものを採点対象とする.
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| | 教科書・テキスト | | 以下で講義ノートを公開している
http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~nakamako/probability.html |
| | 参考書 | | | | 課外学習等(授業時間外学習の指示) | | | | 注意事項 | | | | 他学科聴講の可否 | | | | 他学科聴講の条件 | | | | レベル | | | | キーワード | | 測度論的確率論, 独立性, 大数の法則, 特性関数, 中心極限定理 |
| | 履修の際のアドバイス | | 講義では測度論の知識を使って議論していくので, 必要ならば測度論の教科書や講義ノートを参照しながら講義を受けると良い.
特に測度論の基礎的な内容(測度空間の定義, 収束定理, フビニの定理等)は講義が始まるまでに一度復習しておくと良い.
また次の講義範囲を予習し、自分で理解できたこと理解できなかったことを把握してから講義に望むことが重要です. |
| | 授業開講形態等 | | | | 遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | | |
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