学部・大学院区分多・博前
時間割コード3211136
科目区分A類Ⅲ(集中講義)
Category A-3
科目名 【日本語】数理解析・計算機数学特別講義II
科目名 【英語】Special Course on Computational Mathmatics and Computer Scie
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】星野 直彦 ○
担当教員 【英語】HOSHINO Naohiko ○
単位数1
開講期・開講時間帯秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
授業形態
学科・専攻
多元数理科学研究科
必修・選択


授業の目的 【日本語】
線型論理の意味論を理解する上で基本となる圏論的概念のモノイダル圏および紐図式を学習し、
それらが再帰的計算および量子計算においてどのような形で現れるのかを概説する.

This course aims to overview some categorical notions in linear logic, such as
monoidal categories and string diagrams, and how these notions enable
us to diagrammatically present recursive computation and quantum computation.
授業の目的 【英語】
到達目標 【日本語】
多様な計算を図示する方法と視覚化によるメリットを理解する.
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
+線型論理に関する簡単な解説
+モノイダル圏およびそれに関連した概念の解説
+紐図式の解説
+量子テレポーテーションと紐図式
+再帰的計算と紐図式

+ A brief introduction to linear logic
+ Monoidal categories and related notions
+ String diagrams associated to monoidal categories
+ Diagramatic presentation of quantum teleportation
+ Diagramatic presentation of recursive computation
履修条件
集合論と線型代数についての初歩的な知識があることが望ましい.

This course will be taught in Japanese.
関連する科目
「履修取り下げ届」が提出された場合は「欠席(2020年度以降入学生は『W』)」、それ以外はFとする.
成績評価の方法と基準
(評価の方法)授業中に提示するレポート課題で評価します.
(評価の基準)60点以上を合格とします.
教科書・テキスト
S. マックレーン「圏論の基礎」
参考書
照井一成「線形論理の誕生」
課外学習等(授業時間外学習の指示)
注意事項
特にありません
他学科聴講の可否
他学科聴講の条件
特にありません
レベル
1
キーワード
線型論理、意味論、圏論
履修の際のアドバイス
線型論理の解説を目的とした講義ではない.
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置