学部・大学院区分多・博前
時間割コード3212169
科目区分B類(講究)
Category B
科目名 【日本語】数理物理学講究1
科目名 【英語】Seminar on Mathematical Physics 1
コースナンバリングコード
担当教員 【日本語】
担当教員 【英語】
単位数4
開講期・開講時間帯
授業形態
学科・専攻
多元数理科学研究科
必修・選択


授業の目的 【日本語】
テーマ: 確率論的手法による数理物理学                                                                            
量子力学や統計力学などの現代物理学においては, 確率論的な手法が必要不可欠であることがよく知られている. とりわけ近年は, 漸近極限を評価する技術の進歩, 数式処理や数値シミュレーションなど計算機の利用の普及, さらに物理学の枠を越えた生物学や社会学領域への応用の拡大により, 確率論的手法による研究には著しい進展がみられている. 体系的かつ論理的な思考力と幅広い視野を身につけ, 確かな数理科学的能力と知識を基礎に, 数理科学を探究し課題を解決する能力を持った人となるために, これらの研究の新しい進展を実感することを目標とする.

Theme: Probabilistic methods in mathematical physics
Purpose of this course: Realizing the new developments in mathematical physics
授業の目的 【英語】
到達目標 【日本語】
選んだ題材の基礎知識を習得し, 適切に述べられるようになる.
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
題材については, 参加する学生と教員の間で相談して選ぶ予定である. その上で, 題材に関する文献を決め, 輪講形式で読むつもりである. その後は, 参加者の興味に応じて, より発展的な文献を読めるようになることが望ましい. 講義の前に, 題材に関する文献を読んでおくこと.

A textbook (or an article) will be chosen and read in the seminar. Students should read the textbook (or the article) in advance. Students are recommended to study the subjects of their own choices.
履修条件
数理学科の学部2年生程度までの講義内容を理解していることが望ましい.

This course will be taught in Japanese.
関連する科目
数理学科の学部2年生程度までの講義
成績評価の方法と基準
発表, 議論, 提出物から総合的に判断する. 選んだ題材の基礎知識を習得し, 適切に述べられるようになることを合格の基準とする.
教科書・テキスト
題材については, 参加する学生と教員の間で相談して選ぶ予定である. その上で, 題材に関する文献を決めるつもりである.
参考書
必要に応じて紹介する.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
注意事項
該当なし
他学科聴講の可否
不可
他学科聴講の条件
該当なし
レベル
2
キーワード
確率論, 数理物理学
履修の際のアドバイス
題材によって必要な知識は異なる. 必要になった知識は柔軟に吸収する姿勢が大切である.
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置