授業の目的 【日本語】 | | 創薬科学における新薬の機能性設計や安全性評価のため、生体情報をいかに取り扱い、分析・評価するかという専門的観点を講義することで、生体や細胞から得られる様々な実験データを多面的な視野で捕らえる力と、真偽を見定め研究の方向性を設計する力を養います。 |
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授業の目的 【英語】 | | After completing this course, students will be able to: (1) Obtain practical knowledge from measured data obtained in a variety of research supporting medicinal science; and (2) Evaluate and discuss these data.
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到達目標 【日本語】 | | 授業終了時に学生は、以下のことができるようになることを目標とします。 (1)ゲノム、転写産物、タンパク質、細胞表現型など様々な生体レベルのライフサイエンスにおける実験データを多面的な視点から分析・評価できる。 (2)様々な実験データの分析・評価に基づき、自らの専門性を生かした提案をすることができる。 (3)融合研究を潤滑・効果的に進めるための議論・討論ができる。 |
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授業の内容や構成 | | 本授業は以下の5つの内容で構成されています。 1. 融合研究分野における討論 2. ゲノム・転写産物データの評価と実践的解釈 3. タンパク質発現・精製・構造解析データの評価と実践的解釈 4. 表現型・動物実験データの評価と実践的解釈 5. 創薬評価実践討論
毎回の授業前半において各授業で扱うデータについての討議ポイントを示し、講義の途中・最後において評価・分析についての議論を行うことで学習内容および到達度を確認します。 |
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履修条件・関連する科目 | | 本研究科における基礎科目・基盤創薬学概論で教育される領域の融合研究に関する知識、専門科目・実験の前期実施レベルの実践的知識を有することが望ましいが、未履修でも受講は可能。関連科目:創薬基盤学概論、創薬有機化学実験、創薬生物科学実験、創薬分子構造学実験。 |
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成績評価の方法と基準 | | (評価の方法・基準)毎回の授業における討議(40%)、および創薬評価実践討論における討議内容(60%)を総合的に評価し、3つの到達目標を達成したことを合格の基準とします。 研究・論文発表等を実施した結果より総合的に判断し、到達目標4項目を実施できることを合格の基準とします。課題未実施者は欠席とします。創薬評価実践討論の欠席者は欠席とします。 |
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教科書・テキスト | | 教科書は指定しないが、必要に応じて参考資料を配布します。 |
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参考書 | | Journal of Medicinal Chemistry(オンラインジャーナル)最新巻 https://pubs.acs.org/journal/jmcmar |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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