学部・大学院区分 | | 法・博後 | | 時間割コード | | 4301340 | | 科目区分 | | 法学研究科開講科目 Courses Offered by the Graduate School of Law | | 科目名 【日本語】 | | 憲法特殊研究ⅠA | | 科目名 【英語】 | | Special Studies in Constitutional Law ⅠA | | 担当教員 【日本語】 | | 本 秀紀 ○
齋藤 一久 | | 担当教員 【英語】 | | MOTO Hidenori ○
SAITO Kazuhisa | | 単位数 | | 2 | | 開講期・開講時間帯 | | 春 水曜日 1時限 Spring Wed 1 | | 対象学年 | | 1年 1 | | 授業形態 | | 演習 Lecture | |
授業の目的 【日本語】 | | ドイツ国法学の古典的文献や最新の諸論文を精読し、現代公法の基本問題を考察する。どの文献を取り上げるかは、参加者と協議のうえで決定する。公法専攻者等のドイツ語ゼミとしての性格もあわせ持っている。
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| | 授業の目的 【英語】 | | This course is designed to provide students with knowledge of German public law through intensive reading of German text. |
| | 到達目標 【日本語】 | | 1.ドイツ国法学の理論的蓄積と到達点を把握することができる。 2.公法学に関わるドイツ語の読み方について、鍛錬することができる。 3.以上を通じて、研究能力および総合的問題処理能力の涵養を図る。
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| | 到達目標 【英語】 | | The aim of this course is to develop skills to read and understand German public law materials. |
| | 授業の内容や構成 | | 回 / テーマ / 講義内容 / 授業時間外の学修活動 / 関連ページ
1 打ち合わせ →新型コロナウイルス対策で、春学期期間中は、教室に集まってゼミをしないことになりました(詳細は、法学部のウェブサイトを参照して下さい。日々更新されるので、頻繁に確認すること)。 http://www.law.nagoya-u.ac.jp/InformationCoronavirus.html 今年度の方針および検討文献の確定 報告担当者の決定 →春学期中は教室に集まらずに、別の方法で「研究会」をします。やり方は個別に連絡するので、新規に参加を希望する者は、本(moto*law.nagoya-u.ac.jp)まで連絡して下さい(*は@)。 →年度途中からの参加も歓迎します。希望者は、moto*law.nagoya-u.ac.jp(*は@)まで連絡して下さい。 検討文献の候補を考えてくること。
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| | 履修条件・関連する科目 | | とくにないが、主体的に研究する意欲のある院生の参加を希望する。 ドイツ語の文法は、各自で(できうるかぎり)事前に習得しておくことが期待される。 「憲法特殊研究ⅠB」(秋学期)と併せての通年受講を想定している。半期のみ受講希望の場合は、担当教員と相談すること。 There is no condition to participate in this course. |
| | 成績評価の方法と基準 | | 報告内容(50点)と討論への参加態度など(50点)を総合的に評価する。 総合点59点以下をF(不合格)、60~69点をC、70~79点をB、80~100点をAとする。 Students will be assessed by presentations(50%) and contributions(50%) to class discussion. A: 100-80, B: 79-70, C: 69-60, F: 59-0 |
| | 教科書・テキスト | | 精読文献は、参加者と協議のうえで決定する。ドイツ公法学の動向を理解するうえで有益であり、かつ、各参加者が興味関心を共有できる文献を選ぶ予定である。参考までに、近年訳出・検討した文献は以下の通り。 2018年度:Schmidt-Räntsch, Artikel 39, in Deutsches Richtergesetz: Kommentar, 6. Aufl., München 2009, S. 534 ff.; Gerd Hager, Richterdienstrecht nach Meinungsfreiheit, ZBR 1990, S. 311 ff.; Johaness Grooterhorst, Bericht über Podiumsdiskussion "Richteramt und Meinungsfreiheit", DVBl 1986, S. 616 f.; Kurt Rudolph, Öffentliche Äußerungen von Richter und Staatsanwälten, in Deutscher Richterbund (Hrsg.), Richter und Staatsanwalt im Dienst für den Bürger, Köln 1988, S. 445 ff. 2017年度:Rudolf Wassermann, Aktuelles zur Freiheit richterlicher Meinungsäußerung, NJW 1995, S. 1653 f.; Schmidt-Räntsch, Artikel 39, in Deutsches Richtergesetz: Kommentar, 6. Aufl., München 2009, S. 534 ff. 2016年度:Heltmith Schultze-Fielitz, Artikel 20a, in Horst Dreier (Hrsg.), Grundgesetz: Kommentar, 3. Aufl., Tübingen 2015, S. 308 ff. 2012-13年度:Juergen Habermas, Braucht Europa eine Verfassung?, in ders., Zeit der Uebergaenge, Frankfurt am Main 2001, S. 104 ff. 2010-11年度:Carl Schmitt, Die staatsrechtliche Bedeutung der Notverordnung, insbesondere ihre Rechtsgültigkeit (1931), in ders., Verfassungsrechtliche Aufsätze aus den Jahren 1924-1954: Materialien zu einer Verfassungslehre, Berlin 1958, S. 235 ff. 2009年度:Wolfgang Rüfner, §117 Grundrechtsadressaten, in Isensee und Kirchhof (Hrsg.), Handbuch des Staatsrechts der Bundesrepublik Deutschland, Bd. 5. Allgemeine Grundrechtslehren, Heidelberg 1992. 2008年度:Max Weber, Unitarismus, Partikularismus und Förderalismus in der Reichsverfassung, in Heidelberger Zeitung, Nr. 74 vom 28. März 1919, S. 1 f., und in Nr. 75 vom 29. März 1919, S. 1 f. (jetzt in MWG 1/16, Tübingen 1988, S. 243 ff.) Text of intensive reading will be decided through discussion with participants. |
| | 参考書 | | 高田敏・初宿正典編訳『ドイツ憲法集[第7版]』(信山社、2016年) その他は、そのつど指示する。 Students may receive a reading list during the course. |
| | 課外学習等(授業時間外学習の指示) | | 参加者は毎回、指定箇所を和訳してくること。 Students must translate the designated parts of German materials into Japanese before every class. |
| | 注意事項 | | 大学院の演習なので、毎回出席することは当然の前提である。無断(または合理的理由のない)欠席および遅刻は、減点の対象となるので注意すること。 近年は政治学関係(政治史、政治思想史を含む)の院生の参加も増えており、今年度も参加を歓迎する。 参加者のドイツ語読解力に応じて、院生同士でプレゼミ(事前検討会)を開くこともある。 This course will be taught in Japanese. この講義は、canvasシステムを利用して、オンラインで行う。 |
| | 授業開講形態等 | | | | 遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | | |
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