授業の目的 【日本語】 | | 国や地方公共団体が機能し、私たちの現在の生活や社会環境が維持されるその根幹は、税にある。しかしそれにもかかわらず、私たちは税のことを知らず、その金額の高低のみを話題にしがちである。 本演習では、(1)日本の税法の基礎理論及び日本の税制の根幹である所得課税を取り上げ、日本の税法の基本的な考え方と所得課税の仕組みを学ぶとともに、(2)税を納めるのみならず、企業や各種団体(地方公共団体含む)を運営していく上で不可欠な知識である簿記の基本的知識を習得する。(1)につき、題材として、それらに関する判例を取り上げ、報告担当者による報告の後、討論を行うというオーソドックスな演習スタイルを採用する(可能であれば、報告をベースに、判例評釈ないし簡単な論文程度が書けるようになってほしい)。受講者のレベルによっては、基本的文献の報告ということもある。(2)につき、適当なテキストを毎週こなしていくが、十分な簿記の知識があれば、これを免除する(あるいは他の学生の援助という形で参加してもらう) 学部との合同演習であるが、大学院生たる参加者には、授業における議論をリードし、積極的な発言及び学部生への助言が求められる。
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授業の目的 【英語】 | | This course deals with (1) the basic theory of tax law and income taxation and (2) the basic knowledge of bookkeeping essential for tax calculation. It also enhances the development of students’ skill in making oral presentation based on legal cases and literatures. |
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到達目標 【日本語】 | | (1) 日本の税法についてより深い理解を得ることにより、自力での研究遂行能力を獲得し、また総合的に問題考察処理できるようになる。 (2) 報告及び発言において、研究者としてふさわしい能力態度を身につける。 |
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到達目標 【英語】 | | |
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授業の内容や構成 | | 回 / テーマ / 講義内容 / 授業時間外の学修活動 / 関連ページ
1 オリエンテーション(10月6日) 今後の演習の進め方などにつき、確認をする。具体的な授業内容と報告順などは、初回授業時の参加学生の履修状況・知識状況を踏まえ、相談の上、決定する。 春学期基礎研究Aの最終授業にて指示する。
2 報告と討論 受講者のレベルに従い、報告や討議を行う。 前回授業時の指示に従うこと。
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履修条件・関連する科目 | | 学部レベルの税法の知識があること、日商簿記2級程度の簿記の知識は、大学院生レベルとしては必須である。 |
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成績評価の方法と基準 | | |
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教科書・テキスト | | 参加人数により、テキストが異なるので、初回の授業でこちらから指示する。 |
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参考書 | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) | | 授業終了時に、次回講義までの予習復習について指示するので、それに従うこと。 |
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注意事項 | | 根気があり、真面目に取り組む者の参加を望む。 秋学期も引き続き全授業回を遠隔(Zoom)で行う。他の対面授業を受講するために登校している学生は、 AC フォーラムで受講することも可能である。 AC フォーラムで受講する場合、①マスクを着用、② 番号札の付された座席のみを使用、③ 自己が使用した座席の番号を記録、④ 入退室の際には手指消毒や手洗いを行う、⑤ イヤホンを使用する、⑥ 体調に不安がある場合には登校しない、といった諸点を遵守すること。今後の感染状況によっては、 AC フォーラムでの受講ができなくなる可能性がある。 |
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授業開講形態等 | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
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