学部・大学院区分法・博後
時間割コード4302010
科目区分法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】国際政治基礎研究ⅠB
科目名 【英語】Fundamental Studies in International Politics ⅠB
担当教員 【日本語】三浦 聡 ○
担当教員 【英語】MIURA Satoshi ○
単位数2
開講期・開講時間帯秋 火曜日 5時限
Fall Tue 5
対象学年1年
1
授業形態演習
Lecture


授業の目的 【日本語】
2020年度は「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマに学びと研究を進めます。SDGsは、2016年から2030年までの国際社会の目標であり、17目標がカバーする範囲は、貧困と不平等、食料、健康、教育、ジェンダー、水、エネルギー、雇用、インフラ構築、イノベーション、都市、生産と消費、気候変動、海陸の生態系、平和と法の支配など、多岐にわたります。軍縮以外のあらゆる問題が陰に陽に関わると言えましょう。 SDGsは、政府や国連機関だけでなく、自治体、企業、機関投資家、NGO、大学(将来を担う学生)などにとり、重要な課題となりつつあります。しかし、グテーレス国連事務総長が訴えるように、SDGsへの取組は十分に進展していません。なぜでしょうか? 何が必要でしょうか? 私たちには何ができるでしょうか? 当ゼミは、SDGsについての学びと考察を深めることを通じて、広い視野と優れた分析能力を持ち、持続可能な社会への変革を担う人材を育成することを目標とします。前期の初めにSDGsについて学んだのち、グループごとに研究テーマを設定して研究を進め、年度末の神戸大学・立命館大学・関西学院大学との合同ゼミでの発表につなげていきます。
授業の目的 【英語】
This seminar is based mainly on group research, presentations, and discussions.  Students will learn about sustainable development, especially the Sustainable Development Goals (SDGs) and their implementations.  More specifically, they will do research on what the SDGs are, who does what to advance them, what the challenges and possibilities are, and so on.
到達目標 【日本語】
①国際政治とグローバル・ガバナンスの基礎知識と分析枠組みを習得し応用する、②グローバルな諸問題を英語で理解する、③グループで議論や研究を行う、④ゼミという組織を運営する――以上の能力の更なる涵養。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
回 / テーマ / 講義内容 / 授業時間外の学修活動 / 関連ページ

1
イントロダクション
・後期ゼミの進め方について議論します。
ゼミ内容の復習

2~13
研究発表
・前期に引き続き、グループごとに研究発表を行います。
発表の準備とゼミ内容の復習

14
合同ゼミ
・合同ゼミに参加し、グループごとに研究発表を行います。
発表の準備と合同ゼミの個別振り返り

15
振り返り
・後期の活動(とくに合同ゼミ)をゼミ戦隊で振り返ります。
合同ゼミの個別振り返り

履修条件・関連する科目
ゼミの司会進行からイベントの企画・実施に至るまで、ゼミ生の自主性に委ねるので、ゼミの活動に積極的に参加して下さい。
成績評価の方法と基準
平常点
教科書・テキスト
SDGsについては、さしあたり以下の小論を参照して下さい。
・三浦聡「『持続可能な開発目標(SDGs)』の実施とその課題」国際法学会エキスパートコメント(No.2019-9)、2019年11月。 https://jsil.jp/archives/expert/2019-9
参考書
適宜案内します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
グループごとにサブゼミを実施して下さい。
注意事項
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置