学部・大学院区分法・博後
時間割コード4302150
科目区分法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】特別講義・演習(法曹実務)
科目名 【英語】Special Lecture and Seminar (Legal Practice)
担当教員 【日本語】高橋 直紹 ○
担当教員 【英語】
単位数2
開講期・開講時間帯秋 水曜日 3時限
Fall Wed 3
対象学年1年
1
授業形態講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
様々な分野で活動する弁護士がそれぞれの分野の状況、実際に担当した事件などについて述べる。
テーマは、犯罪被害者支援、医療過誤事件、貧困問題、刑事事件、環境事件、企業法務、民暴事件、消費者事件、外国人事件、子どもの事件など多岐に亘る。分野によっては当事者など事件関係者も参加し、当事者としての生の声を聞くことができる。 机上の議論では得られない講義であり、実務家を志望する学生にとって不可欠な講義といえる。また、法曹を目指さない学生にとっても弁護士が現場でどのような活動をしているのかを知るいい機会になると思われる。
授業の目的 【英語】
到達目標 【日本語】
社会に生起する様々な問題に、実際に各分野で活動する弁護士が、実際にどのように関わり、どのように問題を解決していったかを知り、それぞれの分野の現状を知りつつ、弁護士としての視点、感覚、活動の実態を知り、実務家としての喜びや苦悩などを実感することを目的とする。
また、分野によっては、弁護士以外の事件関係者からの生の声を実際に聞き、当事者としての心情や苦労なども理解する
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
回 / テーマ / 講義内容 / 授業時間外の学修活動 / 関連ページ

1
民族教育を受ける権利~朝鮮高校の『高校無償化』差別裁判を題材に~(講師:金銘愛)

2
子どもの声なき声に耳を傾ける~少年事件,児童虐待,人身保護請求~(講師:犬飼敦雄)

3
刑事弁護~なぜ悪い奴といわれるひとを弁護するのか?~(講師:磯貝隆博 )

4
DV事件と女性の自立(講師:杉浦宇子(+高橋直紹))

5
「だまされる方も悪い?」
~消費者被害を生まない社会を実現するために(講師:伊藤陽児 )

6
弁護士は「貧困」問題にどう向き合えるか (講師:森 弘典)

7
医療は安全・安心を提供するものか?(講師:中村勝己)

8
医療訴訟は医療崩壊の元凶か(講師:柴田義朗)

9
環境と正義(講師:籠橋隆明)

10
外国人と見つめ直す ~人権、家族、そして国~(講師: 宮崎 真)

11
企業法務~弁護士は企業においてどのような役割を果たせるのか~(講師:矢崎信也)

12
犯罪被害者支援 ~誰もが犯罪被害者となりうる~(講師:林 優)

13
相手が暴力団だって怖くない・・・(たぶん)!(講師:加島光)

14
総括~弁護士だって戸惑い、試行錯誤の繰り返し、そして(講師:高橋直紹)

15

履修条件・関連する科目
特になし。
成績評価の方法と基準
最初の講義の際に、単位取得・成績評価の方法について連絡する。また、本講義後に予定されている法律事務所のインターンシップ(法政実習Ⅱ)を希望する学生は、本講義を事前に受講しておくことが必要である。
教科書・テキスト
必要な場合は、各担当弁護士から適宜提示される。
参考書
必要な場合は、各担当弁護士から適宜提示される。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
各授業後にその授業のテーマについてのレポートを提出。
注意事項
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置