学部・大学院区分創・博後
時間割コード5900202
科目区分専門科目(選択)
Specialized Courses
科目名 【日本語】創薬有機化学セミナーⅡB
科目名 【英語】Seminar in Organic Chemistry IIB
コースナンバリングコードPHA-OR-7005
担当教員 【日本語】山本 芳彦 ○ 澁谷 正俊
担当教員 【英語】YAMAMOTO Yoshihiko ○ SHIBUYA Masatoshi
単位数2
開講期・開講時間帯秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
対象学年1年
1
授業形態演習
Lecture


授業の目的 【日本語】
天然物化学、有機合成化学、分子設計化学、プロセス化学等に関わる学術誌・専門書を主な題材として輪読と討論を行うことで、最先端の研究動向や研究方法に関する知識を習得するとともに、研究の進め方や問題解決方法を学びます。
授業の目的 【英語】
The goal of this course is for students to obtain an understanding of the professional concepts and principles of organic chemistry in pharmaceutical sciences, including molecular catalysis and stereoselective synthesis. This course also enhances the development of students’ skills related to planning a research project.
到達目標 【日本語】
授業終了時に、以下のことが身につくことを目標とします。
(1)創薬に繋がる有機化学に関わる最先端の知識。
(2)多様な科学的問題に対処するための問題解決能力。
(3)国際的な研究成果発信のためのコミュニケーション能力。
授業の内容や構成
本授業は以下の3つの内容で構成されています。
(1)生物活性天然有機化合物に関する最新の文献を基盤として、専門知識の習得と有機反応機構解析の能力の強化を図るとともに、逆合成解析の演習を行うことで、医薬的に重要な化合物を合成する能力を醸成する。研究成果発表・討論を行い、研究遂行に必要な論理的思考力を高める。
(2)「分子触媒反応」を単位合成操作とする医薬品等の多段階合成を立案・実践するためのセミナーを行う。実習で得た研究成果を英語論文としてまとめる論理力・執筆力を高める。
(3)医薬品を合成するための方法論・反応開発に関して、学術論文・学術書を用いた討論形式の演習を行う。これまでに習得した知識を高度に活用する能力を身につけると共に、より実践的な医薬品製造を目的とした専門知識・技術の獲得を図る。
履修条件・関連する科目
博士前期課程で学ぶ創薬有機化学の専門知識を有することを前提とします。
成績評価の方法と基準
(評価の方法・基準)発表・討論を実施した結果より総合的に判断します。課題未実施者は欠席とします。
教科書・テキスト
必要に応じて参考資料を配布します。
参考書
Advanced Organic Chemistry (5th ed), F. A. Carey, R. J. Sundberg, Springer: New York, 2007
課外学習等(授業時間外学習の指示)
最新学術論文の熟読、プレゼンテーション資料の作成、討論後の文献調査等の課題を課します。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置