学部・大学院区分創・博後
時間割コード5900210
科目区分専門科目(選択)
Specialized Courses
科目名 【日本語】創薬有機化学セミナーⅡA
科目名 【英語】Seminar in Organic Chemistry IIA
コースナンバリングコードPHA-OR-7002
担当教員 【日本語】北村 雅人 ○
担当教員 【英語】KITAMURA Masato ○
単位数2
開講期・開講時間帯春 月曜日 3時限
Spring Mon 3
対象学年1年
1
授業形態演習
Lecture


授業の目的 【日本語】
天然物化学、有機合成化学、分子設計化学、プロセス化学等に関わる学術誌・専門書を主な題材として輪読と討論を行うことで、最先端の研究動向や研究方法に関する知識を習得するとともに、研究の進め方や問題解決方法を学びます。
授業の目的 【英語】
The goals of this course are to obtain an understanding of the professional concepts and principles of organic chemistry in pharmaceutical sciences, including natural products chemistry, organic synthesis, and molecular design. The course also enhances the students’ communication and presentation skills, based on logical thinking in thiss field.
到達目標 【日本語】
授業終了時に、以下のことが身につくことを目標とします。
(1)創薬に繋がる有機化学に関わる最先端の知識。
(2)多様な科学的問題に対処するための問題解決能力。
(3)国際的な研究成果発信のためのコミュニケーション能力。
授業の内容や構成
本授業は以下の3つの内容で構成されています。
(1)生物活性天然有機化合物の構造・活性と全合成に関する最新の文献から専門知識を習得し、有機反応機構解析の演習を行うとともに、研究成果発表・討論を実践してプレゼンテーション技能を高める。
(2)医薬品等の有用生理活性物質を触媒的に不斉全合成する上で必要となる「分子不斉触媒」に関する高度な専門知識・技術に関するセミナーを行う。実習で得た研究成果の発表を介して発表力・討論力・英語力を高める。
(3)生物活性分子の構造・機能・合成に関わる高度な知識を獲得するため、学術論文から最新の情報を紹介し討論を行う。最先端の研究の背景や動向についても理解し、独自の研究計画を立案するための能力を養う。
履修条件・関連する科目
博士前期課程で学ぶ創薬有機化学の専門知識を有することを前提とします。
成績評価の方法と基準
(評価の方法・基準)発表・討論を実施した結果より総合的に判断します。課題未実施者は欠席とします。
教科書・テキスト
必要に応じて参考資料を配布します。
参考書
Advanced Organic Chemistry (5th ed), F. A. Carey, R. J. Sundberg, Springer: New York, 2007
課外学習等(授業時間外学習の指示)
最新学術論文の熟読、プレゼンテーション資料の作成、討論後の文献調査等の課題を課します。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置