授業の目的 【日本語】 | | ユニークな構造をもつ生理活性天然物の全合成、不斉触媒反応を駆使する光学活性分子の構築、薬理機能を発現する新規分子の設計・合成や、薬理活性分子を高効率かつ迅速に合成するプロセスの開発等、創薬に繋がる最先端の研究課題を設定し、実際の研究実施方法や実験技術の習熟、最新の研究成果を学術論文や学会発表として公表するための実践的能力を身につける。 |
|
|
授業の目的 【英語】 | | This course is designed to encourage students to become independent researchers in such area as natural products chemistry, synthetic organic chemistry, and molecular design. More specifically, the course includes exercises related to design and execution of research projects, acquisition of high-level experimental skills, writing of scientific papers, and making presentations at scientific meetings. |
|
|
到達目標 【日本語】 | | 授業終了時に、以下のことができるようになることを目標とします。 (1)最先端の研究文献等を調査して必要な情報を収集し、創薬有機化学研究の課題を設定できる。 (2)自ら設定した研究課題を解決するための研究方法を定め実行できる。 (3)国際誌に投稿できる論文を英語で執筆できる。また、国際学会で研究成果発表できる。 |
|
|
授業の内容や構成 | | 本授業は以下の3つの内容で構成されています。 (1)医薬的に重要であり、かつ複雑な高次構造を持つ天然物の独創的で高効率的な合成ルートを確立し、その高次構造および骨格を基盤とした新規生物活性化合物の創成を目指すとともに、その作用機作を、分子プローブを作成することにより解明して創薬研究に供する。 (2)複雑な炭素骨格や高度に官能基化された有用生理活性物質を「触媒的不斉全合成」する研究を実践・指導する。原子効率、段階効率、環境調和性、安全性、操作性、省資源・省エネルギーを総合的に考慮して、医薬品を効率的に合成する知識・技術を習得する。 (3)医薬品のリードとなる新規生理活性分子の創出や、医薬品の製造を目的とする高効率かつ環境調和型分子変換プロセスの開発等、最先端の研究課題の立案とその実施、および研究論文作成までを実践する能力を習得する。 |
|
|
履修条件・関連する科目 | | 博士前期課程で学ぶ創薬有機化学の専門知識を有することを前提とします。 |
|
|
成績評価の方法と基準 | | (評価の方法・基準)研究・論文発表等を実施した結果より総合的に判断します。課題未実施者は欠席とします。 |
|
|
教科書・テキスト | | |
|
参考書 | | Advanced Organic Chemistry (5th ed), F. A. Carey, R. J. Sundberg, Springer: New York, 2007 |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) | | 研究に必要な文献調査、研究成果発表資料の作成等の課題を課します。 |
|
|
授業開講形態等 | | |
|
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 | | |
|