学部・大学院区分創・博後
時間割コード5900310
科目区分専門科目(選択)
Specialized Courses
科目名 【日本語】創薬有機化学セミナーⅡC
科目名 【英語】Seminar in Organic Chemistry IIC
コースナンバリングコードPHA-OR-7008
担当教員 【日本語】布施 新一郎 ○
担当教員 【英語】FUSE Shinichiro ○
単位数2
開講期・開講時間帯春 月曜日 3時限
Spring Mon 3
対象学年1年
1
授業形態演習
Lecture


授業の目的 【日本語】
天然物化学、有機合成化学、分子設計化学、プロセス化学等に関わる学術誌・専門書を主な題材として輪読と討論を行うことで、最先端の研究動向や研究方法に関する知識を習得するとともに、研究の進め方や問題解決方法を学びます。
授業の目的 【英語】
The goal of this course is for students to obtain an understanding of the professional concepts and principles of organic chemistry in pharmaceutical sciences, such as organometallic chemistry and molecular transformation. This course also aims to help students improve their skills in identifying recent development in this field.
到達目標 【日本語】
授業終了時に、以下のことが身につくことを目標とします。
(1)創薬に繋がる有機化学に関わる最先端の知識。
(2)多様な科学的問題に対処するための問題解決能力。
(3)国際的な研究成果発信のためのコミュニケーション能力。
授業の内容や構成
本授業は以下の3つの内容で構成されています。
(1)生物活性天然有機化合物に関する最新の文献を基盤として、専門知識の習得と有機反応機構解析の能力の強化を図るとともに、研究成果の発表・討論、および合成経路立案の演習を行うことで、医薬的に重要な化合物を自ら合成する能力を習得する。
(2)高性能な「分子触媒」の「反応性・選択性・生産性」発現の機構を理解するためのセミナーを行う。実習で得た研究成果から触媒設計のための一般指導原理を導出する思考力を高める。
(3)先端的な有機合成プロセスの知識を最新の学術論文・学術書から学ぶとともに、研究成果の口頭発表および質疑応答を英語で行うことで、研究成果をグローバルに発信し、論理的に説明・討論できる技能を習得する。
履修条件・関連する科目
博士前期課程で学ぶ創薬有機化学の専門知識を有することを前提とします。
成績評価の方法と基準
(評価の方法・基準)発表・討論を実施した結果より総合的に判断します。課題未実施者は欠席とします。
教科書・テキスト
必要に応じて参考資料を配布します。
参考書
Advanced Organic Chemistry (5th ed), F. A. Carey, R. J. Sundberg, Springer: New York, 2007
課外学習等(授業時間外学習の指示)
最新学術論文の熟読、プレゼンテーション資料の作成、討論後の文献調査等の課題を課します。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置