学部・大学院区分法・専学
時間割コード9360300
科目区分展開・先端科目
Advanced/Applied Courses
科目名 【日本語】労働法演習
科目名 【英語】Labor Law Seminar
担当教員 【日本語】和田 肇 ○
担当教員 【英語】WADA Hajime ○
単位数2
開講期・開講時間帯秋 金曜日 3時限
Fall Fri 3
対象学年1年
1
授業形態演習
Lecture


授業の目的 【日本語】
労働法の基礎的な概念や理論、その体系的理解を主眼とした「労働法Ⅰ」、具体的な事例を素材しながら実務的な観点から考察する「労働法Ⅱ」の講義を前提として、労働法演習では具体的なケースを素材としながら、その解決方法を検討する。また、その中で重要な判例について理解を深める。 授業では、ケースに即しながら解決案を各人に書いてもらい、それを前提としながら参加者間で議論をする。こうした中で文書作成能力や議論をする能力を涵養したい。
以上の学習を通じて、優れた専門能力と広範な知識を身につけることを目指す。
授業の目的 【英語】
In the lecture, each participant consider solutions using specific cases, write a solution according to the case, and discuss based on that.
到達目標 【日本語】
①問題を分析する(争点を発見する)ことができるようになる。 ②論理的に思考できるようになる。 ③文章が作成できるようになる。 ④判例を分析できるようになる。 ⑤これらを通じて労働法理論を深く理解できるようになる。
到達目標 【英語】
授業の内容や構成
1

オリエンテーション
10/2

検討する事例や判例は、このときに指定する。


配布資料参照(以下同様)

2

事案分析1,2 10/9

事例の分析
2020年度司法試験問題の検討

事前に指定した論点についての予習


3

事案分析3,4 10/16

事例の分析
百選24事件・97事件/根岸病院事件東京高裁判決

事前に指定した論点についての予習


4

事案分析5,6 10/23

事例の分析
百選81事件・86事件/中根製作所事件東京高裁判決

事前に指定した論点についての予習


5

重要判例分析(1) 10/30

最高裁重要判例の分析
百選1事件・3事件・61事件

事前に指定した論点についての予習


6

事案分析7,8 11/6

事例の分析
百選80事件・98事件

事前に指定した論点についての予習


7

事案分析⒐,10 11/13

事例の分析
百選43事件・86事件/東朋学園事件最高裁判決

事前に指定した論点についての予習


8

事案分析11,12 11/20

事例の分析
百選20事件・69事件・71事件・90事件

事前に指定した論点についての予習


9

重要判例分析(2) 11/27

最高裁重要判例の分析

事前に指定した論点についての予習


10

重要判例分析(3) 12/4

最高裁重要判例の分析

事前に指定した論点についての予習


11

問題検討(1) 12/11

問題集に沿った分析

事前に指定した論点についての予習


12

問題検討(2) 12/18

問題集に沿った分析

事前に指定した論点についての予習


13

問題検討(3)
12/25

問題集に沿った分析

事前に指定した論点についての予習


14

問題検討(4) 1/8

問題集に沿った分析

事前に指定した論点についての予習


15

総合問題検討

問題集の総合問題の検討

事前に指定した論点についての予習


16

期末試験




履修条件・関連する科目
労働法Ⅰ、労働法Ⅱをすでに履修していること。
成績評価の方法と基準
レポート作成2回(5割)と期末試験(5割)で評価する。
教科書・テキスト
講義資料『労働法演習・2020年版』(最初の講義で配布) *最新の判例を網羅した演習問題とするので、完成は講義開始前となる。
参考書
別冊ジュリスト『労働法判例百選・第9版』有斐閣 唐津博・矢野昌浩・和田肇編『新版・労働法重要判例を読むⅠ・Ⅱ』日本評論社
課外学習等(授業時間外学習の指示)
事前に指示した作業を行って授業準備を行うこと。
注意事項
司法試験の選択科目で労働法を希望する学生には是非出席して欲しい。
授業開講形態等
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置