学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
科目区分
Course Category
理系基礎科目
Basic Courses in Natural Sciences
科目名 【日本語】
Course Title
化学基礎Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Fundamentals of Chemistry II
使用言語
Language Used in the Course
担当教員 【日本語】
Instructor
長岡 正隆 ○
担当教員 【英語】
Instructor
NAGAOKA Masataka ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅱ 水曜日 1時限
II Wed 1


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
 本授業科目は,自然科学系分野の学問体系を認識するとともに,自主的判断能力を培うことが目的である。
 この世の全ての「もの」は、分子から成り立っています。日常的な「物質の変化」や「物質の運動」は、分子の化学反応や分子集団の多様な動きによって生じます。つまり、この世の全ての「こと」も、分子から成り立つ「もの」が引き起こす「こと」なのです。こんな観点から、この世の中を見直す基礎として①〝化学結合″のできる仕組みと②〝エントロピー″という新しい考え方の2つを基礎に〝この世"の物質的仕組について考えます。
 そうして、複雑な実在系の理解を深めると共に、ビッグデータを扱う計算科学とデータ科学への橋渡しを目指します。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
The purpose of this class is to recognize the academic frameworks in the field of natural science and to cultivate the ability to make independent judgments.
All "things" in this world are made up of molecules. Daily "changes in matter" and "movement of matter" are caused by chemical reactions of molecules and various motions of molecular assemblies. In other words, all "things" in this world are also "things" caused by "things" made up of molecules. From this point of view, as the basis for reviewing the world, we will consider the material framework of the world, on the baisis of two new ideas of (1) the mechanism of "chemical bonds" and (2) "entropy".
Finally, while deepening the understanding of complex real systems, computational science and data science that deals with big data, is introduced, aiming to bridge to the real world.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
①〝化学結合″のできる仕組みと ②〝エントロピー″という新しい考え方 を理解できるようになる。さらに、③複雑な実在系に関する描像と ④計算科学とデータ科学への繋がり を思い描くことができるようになる。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
The aim of this course is to be able to understand (1) the mechanism of "chemical bonding" and (2) the new idea of "entropy". Furthermore, atendees will be able to imagine (3) a picture of complex real systems and (4) a connection to computational science and data science.
教科書
Textbook
毎回、プリントを準備します。(ただし持っていたらとても良い「教科書」として、●マッカーリ・サイモン原著『物理化学―分子論的アプローチ』(上・下)(東京化学同人)を上げておきます。)
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
高校化学を復習したい人は、課外学習として、下の本授業に関するWebページに掲示している「物質の構造」「物質の状態」「化学反応速度と化学平衡」「酸・塩基と酸化・還元」「無機物質」「有機物質」「実践問題」を自習するとよい。
注意事項
Notice for Students
特になし。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
http://www.ncube.human.nagoya-u.ac.jp/
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
・毎年、講義が始まると、私(長岡)のWEBページ
http://www.ncube.human.nagoya-u.ac.jp/
の中の「研究内容」=>「講義資料」に、(あるいは、新型ウィルス禍の現在?は、NUCTの当該講義サイトに、)「講義用プリント」を、講義の進行状況に応じて、アップロードして行きます。出席者は、適宜、アクセスし、あらかじめ、それを必要に応じて印刷・持参して、講義に臨んでください。

・もし、インターネット環境やカラープリンターが手元になくて不便な人も、申し出てもらえれば、こちらで必要分の「講義用プリント」を用意しますので、心配は要りません。

・講義に関する質問も、随時、受けていますので、遠慮せずに質問してください。直接、研究室(大学院情報学科棟6F605号室)に出向いて下さっても結構ですし、上のWEBページで確認できる私の電子メールアドレスにメールを送って貰ってもOKです。(ただし氏名を名乗ったメールでお願いします。)
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
https://office.ilas.nagoya-u.ac.jp/2021-fall-implementation/