学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0210171
科目名 【日本語】
Course Title
社会教育学講義Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Social Education I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUED3131J
担当教員 【日本語】
Instructor
今井 福司 ○
担当教員 【英語】
Instructor
IMAI Fukuji ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
対象学年
Year
3年
3
コース・専攻等
Subject
コース専門科目(生涯教育開発コース)
必修・選択
Required / Selected
選択必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
現在,学校においては探究型学習やICTの活用といった,教科書や資料集だけに限らない多様なメディアを活用した学校教育が行われようとしている。そのような学校教育の実現において,学校図書館は多様なメディアを収集,組織,蓄積,提供する重要な場所といえる。そして,学校図書館のスタッフである司書教諭はこうした場を作るために資料の整理に限らず,多様なメディアの活用を各方面に働きかける役割が期待されている。こうした役割を果たせるように,本授業では基本的な知識を身につけるとともに,実践で使える技術を習得するため,演習を並行して行う。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Japanese schools are about to make use of a variety of media for inquiry-based learning. In such a situation, school libraries have an important role to collect, store, preserve, and provide various media. The librarian-teacher, who is a staff member of the school library, has the role of not only organizing the materials but also encouraging the use of various media within the school. In order to acquire the ability to fulfill this role, the goal of this class is to acquire basic knowledge and to be able to present ideas that can be used in practice.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・学校図書館メディアを用いた学校教育活動の支援に対する認識を深める。
・多様なメディアを扱うために,目録,分類の基礎的な知識や技術を身につける。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
 授業は以下の構成で進行するが,授業の展開に応じて変更することがある。
〔  〕内は,教科書の対応する章を表す。
第1回 オリエンテーション,学校図書館に関するアンケート
(第一ブロック:学校図書館メディアに関する基礎知識)
第2回 学校図書館メディアの意義・構成〔第1章〜第3章〕
第3回 メディアの種類と特性(1): 印刷メディアの特性〔第4章〕
第4回 メディアの種類と特性(2): 電子メディアの特性〔第4章〕
第5回 メディアの選択と収集: 各種選書ツールの活用と評価〔第5章〜第8章〕
第6回 メディアの維持と発展(1): パスファインダー,OPACの活用〔第9章〕
第7回 メディアの維持と発展(2): その他リソースの活用〔第9章〕
(第二ブロック:学校図書館メディアの組織化)
第8回 学校図書館メディアの組織化(1): 定義・意義〔第10章〕
第9回 学校図書館メディアの組織化(2): 分類法I〔第11章〕
第10回 学校図書館メディアの組織化(3): 分類法II〔第11章〕
第11回 学校図書館メディアの組織化(4): 件名法〔第13章〕
第12回 学校図書館メディアの組織化(5): 目録法I〔第12章〕
第13回 学校図書館メディアの組織化(6): 目録法II〔第12章〕
第14回 組織化の新たな動向:FRBRと日本目録規則2018年版の概要から
第15回 まとめと最終試験
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修要件なし。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への参加や小課題(20%)ならびに最終試験の結果(80%)を踏まえて総合的に判断する。
教科書・テキスト
Textbook
小田光宏(編). 学校図書館メディアの構成. (司書教諭テキストシリーズII: 2), 樹村房, 2016. ISBN 9784883672523
参考書
Reference Book
志保田務,高鷲忠美. 資料組織法. 第6版, 第一法規, 2007.
 なお,授業時にはこれ以外に参考となるプリントを別途配布する予定である。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業と並行して、以下のウェブサイトを閲覧の上、学校図書館に対する理解を深めること。

・文部科学省による「司書教諭について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/sisyo/index.htm
・全国学校図書館協議会による「学校図書館担当者のための情報館」
https://www.j-sla.or.jp/new_shishokyoyu/index.html
・東京学芸大学学校図書館運営専門委員会作成による「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」
http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/
注意事項
Notice for Students
履修者は以下の事項をあらかじめ了解した上で授業に望むこと。
【オンライン授業・対面授業共通】
・集中講義であるため,特段の事情がない限り全ての日に出席することを必須とする。一定回数以上(初回に指定)の欠席・遅刻があった場合には,単位認定は行わない。
履修登録を行った学生は,シラバス記載の事項並びに初回オリエンテーションの内容を承諾したと見なす。「『講義内容』を読んでいなかった」「初回授業に出席していなかった」という理由であっても,後日での異議の申し出は受けつけない。以上の事項を守らなかった場合,成績上不利な評価が行われる可能性があるので,十分に留意すること。

【対面授業実施の場合】
・授業進行の都合上,初回に受講者の座席を指定する。
・授業では積極的な発言を求めるので,予め留意しておくこと。
・PCを使うので,大学内の端末が利用できるよう事前に準備しておくこと。また基本的な操作については予めフォローしておくこと。
・携帯電話の電源は切っておくこと。就職活動などで電話を待つ場合には,授業開始時にその旨を教員に伝える。その場合には,マナーモードに設定し,電話が鳴ったら退室の上で通話する。決して実習室内では通話しないこと。
・その他授業進行上妨げとなるような行為を行わないこと。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
3年生以上可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対⾯授業で行う。 ※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
もし遠隔授業での実施となった場合には、教員への質問は、NUCT 機能「メッセ
ージ」もしくは【質問の対応方法】にある電子メールにより⾏うこと。同様に遠隔授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、NUCT機能「メッセージ」により⾏うこと。