学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0280090
科目名 【日本語】
Course Title
概説哲学
科目名 【英語】
Course Title
Survey of Philosophy
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUTL8009J
担当教員 【日本語】
Instructor
松下 晴彦 ○ 生澤 繁樹
担当教員 【英語】
Instructor
MATSUSHITA Haruhiko ○ IZAWA Shigeki
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
対象学年
Year
2年
2
コース・専攻等
Subject
教職に関する科目(全コース共通)
必修・選択
Required / Selected
随意


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では,おもには教職免許の取得を希望するものを対象として,哲学の基礎知識や基本概念を身につけ,その歴史と思考と方法を学んでいく。たんなる情報や知識として哲学を概説的に知るということにとどまらず,難解なことを柔らかく,単純なことを丁寧に考えながら,それぞれがさまざまな問いやテクストに触れ,哲学するということをこの授業では大切にしたい。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this class is for those who aim to obtain a teaching profession license to acquire the basic knowledge and concepts of philosophy, and to learn its history, thoughts, and methods. We aim to acquire the ability to think philosophically rather than just to get an overview of information and knowledge of philosophical thoughts and ideas. The class emphasizes that students are exposed to various questions and texts and to think philosophically by themselves.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
中学社会科・高等学校公民科の教員に求められる哲学の知識や素養を身につけることを目標とする。また,哲学の問いやテクストにみずから触れて,それらを批判的,創造的に思考しなおすことができるようになることをめざす。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The purpose of this class is to acquire the philosophical knowledge and background required of secondary school social studies teachers. We also aim to enable students to come to be familiar with philosophical questions and texts and to think critically and creatively.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
(01)イントロダクション──哲学を学ぶこと,哲学すること
(02)生きるアートと哲学すること
(03)真なることを語ること
(04)知ることと学ぶこと
(05)デカルトの懐疑と心の哲学
(06)定言命法と大規模災害──自由と責任を考えるために
(07)功利主義のバリエーション
(08)社会は契約によってつくられる?
(09)ヘーゲルから近代社会を問いなおす
(10)監視社会のなかの哲学と政治
(11)「装置」の向こうに何があるのか?
(12)終わりなき探究と探求の終わり
(13)子どもの問いと哲学教育/授業
(14)哲学することの政治的機能
(15)まとめと課題──哲学する教師のために
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
教員免許取得を希望するものを対象とする。また哲学に広く関心をもつものの授業も歓迎する。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
グループワーク,プレゼンテーションなどの参加状況(30%),授業内外の課題の提出状況(30%),最終レポート(40%)から総合的に評価する。最終レポートおよび評価方法については,授業にて詳しくアナウンスする。
教科書・テキスト
Textbook
とくに指定しない。レジュメを配付して授業を進める。
参考書
Reference Book
本授業では,古代から現代までの哲学者を並べた列伝的な哲学の概説はなるべく避けるつもりである。授業で取り上げるおもな哲学・哲学者の書籍,授業の内容を幅広く理解し,哲学することを試みるための参考文献・資料については授業のなかで適宜指定,紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業で取りあげる重要な用語や考え方、文献、資料等について、各自でノートを作成し、整理しておくこと。
注意事項
Notice for Students
とくになし。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(同時双方向型)で実施の予定。変更となる場合、NUCTにて連絡。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
授業時間以外での教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」にて行う。また授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行う。