学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0301580
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
特殊講義(損害保険の法と実務)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Lecture(Insurance Law and Practice)
担当教員 【日本語】
Instructor
松中 学 ○ 三村 雅彦
担当教員 【英語】
Instructor
MATSUNAKA Manabu ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 金曜日 3時限
Fall Fri 3
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
損害保険の基本的な事項を学び、その中でどのような種類の保険があって、どのような社会的、経済的役割を担っていて、どのような法律と関わっているのかについて学習を深める。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Students will study the basics and fundamentals of general insurance law. This course is held in Japanese only.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
損害保険、損害保険会社その他保険全般についての知識の会得 ・保険に関する法律の趣旨、概要を考察し、理解する。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
※テーマ等については、今後、変更があり得る。
1.ガイダンス・損害保険業界の現状
 ・講義概要と損保業界の現状について説明する。
2.身の回りのリスクと損害保険
 ・保険の歴史、リスクの定義、身の回りのリスク、保険の仕組みについて説明する。
3.保険業法・保険法
 ・保険業法の意義、保険法の前提となる契約の効果・告知義務について説明する。
4.保険募集
 ・保険募集の規制について説明する。
5.交通事故と自賠責・自動車保険
 ・交通事故の実態と自賠責保険・自動車保険について説明する。
6.火災保険・地震保険
 ・自然災害の発生状況とすまいの保険(火災保険・地震保険)について説明する。
7.第三分野の保険(傷害保険・医療保険など)
  ・傷害保険、医療保険、海外旅行保険について説明する。
8.企業のリスクマネジメントと損害保険
 ・企業向け保険の概要について説明する。
9.損害保険会社の業務
 ・損保会社の機構と業務概要について説明する。
10.損害保険会社の損害調査業務
 ・事故の受付から支払までの業務について説明する。
11.損害保険代理店の仕事
 ・保険販売(募集)の概要と方法、損害保険代理店の業務について説明する。
12.損保の国際戦略
 ・国際動向と日系損保の国際戦略について説明する。
13.休講
14.損害保険の相談・苦情・紛争対応
 ・保険業界のADR(裁判外紛争解決手続)について説明する。
15.損害保険業界の今後と課題
 ・損保業界の今後と課題について説明する。
16.試験
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修要件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
出席状況(30%)および筆記試験(70%)。なお、筆記試験の受験には、授業15回のうち5回(1/3)以上の出席が必要であり、これを満たさない場合は「欠席」と評価する。
基本的な法制度と実務および現実に生じる問題を理解していることを合格の基準とする
教科書・テキスト
Textbook
講義ごとにパワーポイントの資料を用意する。参考図書は「基礎からわかる損害保険」(有斐閣 2018年)。
参考書
Reference Book
NUCTからダウンロードすること。 (詳細については、HPの「法学部からの連絡」を各自確認すること)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
必要に応じて参考文献・演習問題を提示する。
注意事項
Notice for Students
普段から新聞等で報道される保険関係の記事やニュースには関心を持ってもらいたい。講義において適宜、解説する。
授業開講形態等
Lecture format, etc.

授業開講形態(対面遠隔併用で実施する授業一覧)は、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
List of hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
*If there are any changes in the teaching methods after the period of course registration, it will be announced on NUCT.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)

遠隔授業はNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions.