学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法学部
時間割コード
Registration Code
0302020
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
特殊講義(法曹養成演習Ⅱ憲法・刑法)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Lecture(Seminar for Training of Legal Profession II : Constitutional Law and Criminal Law)
担当教員 【日本語】
Instructor
齋藤 一久 ○ 橋田 久
担当教員 【英語】
Instructor
SAITO Kazuhisa ○ HASHIDA Hisashi
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 4時限
Fall Wed 4
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
ソクラティックメソッド (質疑応答)を用いた事例問題の検討が行われる。参加の学生は、配布の事例問題や最高裁判決、裁判例について、学部講義で使用している 教科書 や判例集(判例百選等)を用いて予習のうえ、演習に参加する。演習の中で、 法的思考能力、 事例問題の解決能力を修得し、 勉強の仕方を身に着けることが目的である 。
憲法7回、刑法7回の演習が予定される。
科目ごとの演習の流れは、本ページ下部の「授業の内容や構成」に記載の通り。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course conduct the case studies with the Socrates method. Students are expected to participate in the seminar after preparing. Through this course, students will acquire legal thinking ability and ability to solve case studies, and to learn how to study. The course includes the Constitution (7) and the Criminal Code (7).
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
法的思考能力を涵養し、事例問題の解決能力を修得する。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Through this course, students can acquire legal thinking ability and ability to solve case studies.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1
憲法1:予備的講義
憲法Ⅰ・Ⅱで学習した憲法の知識・理解を、事例問題の検討や判例の分析に活用する方法について講義する。
特殊講義(現代的人権)の進行に準拠するが、先取りする分野もあり、主体的な学習が求められる。

2
憲法2:事例分析(1)
人権共有主体性に関する即日起案、解説
関連分野について予習すること

3
憲法3:基礎知識の確認(1)
憲法判例に関する基礎知識(択一式)の確認および憲法判例の読み方
関連分野について予習すること

4
憲法4:事例分析(2)
精神的自由に関する即日起案、解説
関連分野について予習すること


5
憲法5:基礎知識の確認(2)
憲法判例に関する基礎知識(択一式)の確認および憲法の最新判例の分析
関連分野について予習すること


6
憲法6:事例分析(3)
平等に関する即日起案、解説
関連分野について予習すること


7
憲法7:まとめ
まとめのテストとして、総合的な問題につき、即日起案、解説
今までの講義内容を復習しておくこと

8
刑法1
履修指導。
未遂犯の基本概念、主な学説と判例を、問答形式で確認する。
配布資料を手懸りに、各自の体系書及び百選の関連箇所を予習する。

9
刑法2
共犯(特に共同正犯)の基本概念、主な学説と判例を、問答形式で確認する。
配布資料を手懸りに、各自の体系書及び百選の関連箇所を予習する。

10
刑法3
事例1の解説。
事例1の予習。

11
刑法4
事例1、2の解説。
事例1の復習、事例2の予習。
事例1の答案作成。

12
刑法5
事例2の解説。
事例2の復習。
事例2の答案作成。

13
刑法6
事例1講評。
即日起案。

14
刑法7
事例2講評。
即日起案の解説。
即日起案の復習。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修は法曹コース在籍者に限る。学生便覧も参照。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
質疑応答等による「平常点」(60%)と 「即日起案」の答案(40%)の総合評価とする 。なお憲法および刑法の担当者による評価(各50%)の合計で最終成績となる。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は使用しない。
参考書
Reference Book
憲法:学部講義で推奨された概説書および憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ〔第7版〕を予習で活用すること。
刑法:学部講義で推奨された体系書(研究者が執筆した単著のもの)と判例教材(総論については刑法判例百選Ⅰ[第8版] )。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
本ページ「授業の内容や構成」の下部に「授業時間外の学修活動」の記載があるので、それを参照。
注意事項
Notice for Students
This lecture will be taught in Japanese.
授業開講形態等
Lecture format, etc.
この授業は、全授業回を教室で対面で行います。ただし、対面を希望しない学生は、事前に斎藤(ksaito@u-gakugei.ac.jp)までご連絡ください。どのような遠隔授業が可能か相談します(遠隔を希望した場合でも、成績上、不利になることはありません)。状況によっては、遠隔授業に切り替える可能性があります。
授業開講形態(対面遠隔併用で実施する授業一覧)は、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
List of hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
*If there are any changes in the teaching methods after the period of course registration, it will be announced on NUCT.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)

遠隔授業はNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions.