学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経済学部
時間割コード
Registration Code
0402240
科目区分
Course Category
科目名 【日本語】
Course Title
日本経済史特論
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Course of Japanese Economic History
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
木越 義則 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KIGOSHI Yoshinori ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 3時限
Spring Tue 3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この講義では、日本、中国を中心とする東アジア地域の経済発展の歴史を学ぶことによって、現代の東アジア諸国が直面する諸課題を、学術的に分析できる能力を培います。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This lecture enhances Basic Ability to analyze the problems of modern East Asian economies theoretically by studying the history of economic development in East Asia, especially Japan and China.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・東アジア地域における農業と工業の発展について、近世から現代に至る概観を理解する。
・中国における経済発展の特質を、日本、欧米諸国との共通点、相違点を比較しつつ、説明できる知識を獲得する。
・日本経済史、アジア経済史を巡る論争、学説を理解し、それに対して自分なりの見解、評価を述べることができる知識を獲得する。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1 東アジアの近世:銀、人口、農業(教科書、第1章第1節~第2節)
2 東アジアの近世:貿易、貨幣、市場経済(教科書、第1章第3節~第4節)
3 東アジアの開国と開港:(教科書、第2章第1節~第2節)
4 中国の伝統経済(教科書、第3章第1節)
5 中国の伝統経済の変容(教科書、第3章第2節)
6 清朝の国家的対応(教科書、第3章第3節)
7 中国の近代部門の黎明(教科書、第4章第1節)
8 中国工業の黄金時期(教科書、第4章第2節)
9 南京国民政府の国家的対応(教科書、第4章第3節)
10 満洲経済(教科書、第8章第1節)
11 華北経済(教科書、第8章第2節)
12 日中戦争下の経済変容(教科書、第8章第3節)
13 戦時経済から人民中国へ(教科書、第10章第1節)
14 毛沢東時代の経済発展(教科書、第10章第2節)
15 世界経済の中の中国経済(教科書、第10章第3節)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
高等学校の世界史・日本史、特に近世・近代・現代の基礎知識があること。
一般経済史I、一般経済史IIを履修済みであることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・毎回1200字のレポート課題を課す。得点が高い10回分のレポートの平均点で評価する。
・東アジア経済の発展について説明できること、経済史学の問題に関する基本的な概念や用語を正しく理解していることを合格の基準とする。
・履修取り下げ制度を採用しない。レポートの提出が3分の2(10回)に満たない場合、「欠席」とする。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
教科書:堀和生・木越義則『東アジア経済史』(日本評論社、2020年)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
予習:教科書の該当章を通読しておくこと。
復習:授業時に提示するレポート課題に取り組むこと。
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
教育レベルが1以下の場合、原則として対⾯授業とする。ただし、対⾯授業を希望しない学生には遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)でも受講できるよう、「対面・遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)の併⽤」とする。遠隔はNUCT等で行う。なお、オンデマンド型の場合、教員への質問および授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、NUCT機能「メッセージ」により⾏うこと。
※履修登録後(本通知以後)に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)