授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義では,組織の中で自ら課題を発見し,解決できる力を身に付けるため,経営学の基本である環境適応について深く理解することを目的とする.前半では,戦略論を中心に,外部環境と組織目標の関わりについて学ぶ.後半は,そうした組織目標の実現に必要となる組織論について学ぶ. |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The course will provide knowledge of the basics of management for the purpose to find and/or solve problems in an organization. The topics in this course include strategic management (in the first half) and the organizational management (in the latter half). |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・環境適応を阻む主要因が何かを理解できる ・外部環境(競争環境)の変化を正しく分析できる ・組織現象(内部環境の問題)が生じる原因が何かを同定できる |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1.経営組織(序論):「環境適応」とは何か 2.外部環境適応(1):線を引け 3.外部環境適応(2):四方を見よ 4.外部環境適応(3):三つのアプローチ 5.外部環境適応(4):二つの対立軸 6.外部環境適応(5):一歩を踏み出せ 7.中間討議(ケーススタディA) 8.中間討議(ケーススタディB) 9.内部環境適応(1):条件適合理論 10.内部環境適応(2):組織設計の原則 11.内部環境適応(3):インセンティヴ体系 12.内部環境適応(4):モチベーション理論 13.内部環境適応(5):リーダーシップ論とその限界 14.経営理論ではなく,経営学的思考法を身に付けるということ 15.まとめと評価 |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | ・原則として,毎回出席できることを履修要件とする. ・経営ⅠやⅡが履修済であることが望ましいが,未履修でも受講可能. |
|
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・試験(70%)+中間レポート(30%)-欠席点+発言点の素点に基づき,60点(環境適応を阻むメカニズムに関する最低限の理解ができたこと)以上をもって合格とする. ・欠席点はその回数に応じて,2回(5%),3回(15%),4回(30%),5回(50%),6回以上(75%)をそれぞれ試験の素点から減ずる.発言点は,1コマあたり1~3点を加点する. ・履修取り下げ制度を適用しない.中間レポート未提出の者または試験未受験者は,「欠席」とする. ・代返(代筆)やエスケープは,依頼者と援助者の双方を即不合格とする.中間レポートの共同作業も同様に,双方を大幅減点扱いとする.講義中にスマホやゲーム等をする者は,その回を欠席扱いとする. |
|
|
教科書・参考書 Textbook/Reference Book | | ・教科書:なし.講義ノート等を,NuCT(https://ct.nagoya-u.ac.jp/portal)より配布する. ・参考書①:M.E. ポーター (著), 土岐・服部・中辻 (翻訳)『新訂 競争の戦略』ダイヤモンド社, 1995. ②:野中郁次郎『経営管理』日本経済新聞社, 1983. |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | ・毎回の講義前に,当該回の講義ノートに目を通しておくこと. ・中間レポートを課す(提出期限は,第6回の講義終了時まで). |
|
|
注意事項 Notice for Students | | ・過去の受講生のコメントや講義動画をHPに公開しているので,履修決定をする際の参考にされたい. http://www.soec.nagoya-u.ac.jp/~inu/classes.html |
|
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 教育レベルが1以下の場合、原則として対⾯授業とする。ただし、対⾯授業を希望しない学生には遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)でも受講できるよう、「対面・遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)の併⽤」とする。遠隔はNUCT等で行う。なお、オンデマンド型の場合、教員への質問および授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、NUCT機能「メッセージ」により⾏うこと。 ※履修登録後(本通知以後)に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。 |
|
|
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
|