授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この演習は、西洋経済史・経営史の領域に関心をもつ学生に対し、その学術研究の意義やこれまでの成果に基づく知見を教授するものです。テキストを定めて輪読をしつつ、学生自身が基調報告を行い、また相互に議論をすることを通じて、さまざまな局面における西洋経済史・経営史の議論を自ら深め、現代の経済社会の構造やそれが拠って立つ基盤についての自主的探究力と応用能力を涵養することを目的とします。 (第4回~第13回までは、学生による基調報告をもとに、ディスカッションを行います。) |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This seminar imparts students who are interested in the fields of Western economic history and business history the significance of their academic research and the findings based on their achievements so far. Students themselves make keynote presentation and discuss with each other while setting a text and reading it together to deepen discussions on Western economic history and business history in various aspects. This will foster voluntary exploration ability for the structure of modern economic society and its foundations, and application ablity to meet the problems. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 西洋経済史・経営史の領域における学術研究の体系を習得し、その理解を深める。 経済学・経営学一般が主に研究対象とする現代社会の構造やその拠って立つ基盤を、歴史的観点から展望できるようになる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1 導入―西洋経済史・経営史を学ぶということ 2 導入―経済成長の意味 3 導入―経済社会における支配と自由 4 前近代と近現代の経済社会 5 共同体と生産様式 6 前近代社会の持続可能性と停滞 7 前近代の市場、貨幣、資本 8 前近代から近代への移行 9 市場経済と資本主義 10 近世の市場と経済活動 11 近世の経済と国家 12 近世の経済規範 13 経済発展の型 14 前近代および近世社会の特性と近代の生成の萌芽 15 今期の学習のまとめ |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 選考により認められた者のみ履修可能です。「一般経済史Ⅰ・Ⅱ」を履修済みまたは併行履修していることが望まれます。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 成績評価は西洋経済史・経営史についての理解をどれだけ深め、またそれをどれだけ基調報告やディスカッションに反映させているかによって行います。そのウエイトは、授業時間中の基調報告の内容:50% 議論への積極的参加:50%とします。履修取り下げ制度は採用しません。定期的に授業に出席しない学生は、「欠席」となります。 |
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教科書・参考書 Textbook/Reference Book | | 小野塚知二『経済史 ―今を知り、未来を生きるために―』有斐閣、2018年をテキストとして使用します。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 毎回、テキストの該当部分を必ず読んだ上、授業に出席すること。 報告担当者には、前日までにプレゼンテーション資料を作成して、担当教員および演習参加者にそのデータを電送することを求めます。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 教育レベルが1以下の場合、原則として対⾯授業とする。ただし、対⾯授業を希望しない学生には遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)でも受講できるよう、「対面・遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)の併⽤」とする。遠隔はNUCT等で行う。なお、オンデマンド型の場合、教員への質問および授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、NUCT機能「メッセージ」により⾏うこと。 ※履修登録後(本通知以後)に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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