授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この講義では、主に18世紀から現代に至るまでの経済学の発展の歴史を、理論と歴史の両面から学びます。経済学の学問的特徴は、「科学としての経済学」と「モラル・サイエンスとしての経済学」という二側面から捉えられ、本講義はその観点から進められます。本講義によって、経済学および社会科学を学ぶための基礎的な視点を身につけるとともに、複数の系譜がある経済理論の全体と、それぞれの問題意識を把握した上で、現代における諸問題に取り組むための準備を行います。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course introduces the history of economics from the 18th century to today. In this course, economics is characterized from aspects of “economics as an exact science” and “economics as moral science.” |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本講義を受けることによる到達目標は以下の通りである。 ・経済学の発展の歴史を包括的に理解し説明することができる。 ・時代背景を踏まえつつ主要な経済学者の理論と意義を説明することができる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1 イントロダクション 2 ポリティカル・エコノミーの成立―重商主義 3 経済学のおける古典的体系(1)―重農主義 4 経済学のおける古典的体系(2)―アダム・スミス 5 経済学のおける古典的体系(3)―リカード 6 経済学のおける古典的体系(4)―J. S. ミル 7 古典的体系への批判者(1)―マルクス 8 古典的体系への批判者(2)―マルクス 9 限界革命期の経済学(1)―ジェヴォンズ 10 限界革命期の経済学(2)―ワルラス、メンガー 11 ケインズとその周辺(1)―マーシャル 12 ケインズとその周辺(2)―ケインズ 13 1930年代以降の経済学 14 そして現代へ 15 まとめと評価 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 履修を考えている者は、初回授業におけるガイダンスを受講することが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 期末レポートで評価する。 経済学の発展の歴史についての知識を得ていること、それを包括的に理解し説明することができること、時代背景を踏まえつつ主要な経済学者の理論と意義を説明することができることを合格の基準とする。 履修取り下げ制度を採用しない。 |
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教科書・参考書 Textbook/Reference Book | | 各授業で配布される資料を教材とする。 参考書:早坂忠編著『経済学史』ミネルヴァ書房、1989年 松嶋敦茂他編著『現代経済学史の射程』ミネルヴァ書房、2019年 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業で使用する教材に予め目を通しておくこと。参考書として紹介している図書の他に、初回授業時に紹介する教材を利用して予習復習を行うことが望ましい。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 教員への質問および授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、NUCT 機能「メッセージ」により⾏う |
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