学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経済学部
時間割コード
Registration Code
0405013
科目区分
Course Category
科目名 【日本語】
Course Title
統計解析
科目名 【英語】
Course Title
Statistical Methods and Applications
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
根本 二郎 ○
担当教員 【英語】
Instructor
NEMOTO Jiro ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 1時限
Spring Wed 1
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この講義は統計学の初等的技法の基礎とその応用能力を身につけることを目的とする。確率変数の考え方に基づいて母集団と標本の関係を理解し、1変量の場合の統計的推測の方法を修得する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course is aimed at learning elementary statistical skills with their theoretical formulation. We learn methods of the univariate statistical inference.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・標本と母集団の関係と社会統計における標本抽出の問題点を理解する。
・平均、分散など標本の代表値の見方・使い方と計算方法を修得する。
・確率変数の考え方を理解し、初等的な確率分布について期待値と分散が計算でき、期待値と分散   
 の公式を正しく使うことができる。
・点推定量の満たすべき性質を理解し、点推定量の優劣を議論できる。
・区間推定の理論を理解し、実際のデータから母平均の信頼区間を求めることができる。
・仮説検定の理論を理解し、実際のデータを使って母平均に関する仮説検定を行うことができる。
・正規分布が統計的推測において果たしている役割を理解する。
・利用可能な情報量と統計的推測のパワーの関係について、初等的な理解を得る。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1 統計的推測の考え方
2 標本と母集団
3 標本分布(1):度数分布
4 標本分布(2):代表値(標本平均、標本分散)
5 標本分布(3):チェビシェフの不等式
6 母集団:無限母集団と母集団の代表値(母平均,母分散)
7 標本と確率
8 確率変数と確率分布(1):連続型と離散型
9 確率変数と確率分布(2):期待値と分散に関する公式
10 点推定:不偏性,有効性,一致性(大数法則)
11 正規分布と中心極限定理
12 区間推定:母平均の区間推定
13 検定(1):母平均の検定
14 検定(2):仮説の設定,両側検定と片側検定
15 検定(3):有意水準と検定力(第1種のエラーと第2種のエラー)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は課さない。高等学校数学ⅡB程度の数学の知識を前提にする。この講義の内容の多くは数学B「確率分布と統計的推測」の内容と重なる。数学Bの教科書を手元に置いて適宜参照することを推奨する。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
成績評価は期末試験による。期末試験では、標本に関する基本的理解、確率変数の期待値と分散に関する基本的な計算法の理解、母平均に関する区間推定と仮説検定の公式の使用法の理解が合格の基準となる。履修取り下げ制度は適用せず、期末試験を受験しなかったものを取下げとみなす。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
教科書:木下宗七編「入門統計学」(新版)有斐閣
参考書:宮川公男「基本統計学」有斐閣,森棟公夫「統計学入門」新世社
     倉田博史・星野崇宏「入門統計解析」東洋経済新報社
     久保川達也・国友直人「統計学」東京大学出版会
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義の際に復習用の練習問題を配布するので各自取り組むこと。練習問題の解答は原則として問題を配布した次の週の講義で配布する。
注意事項
Notice for Students
授業開講形態等
Lecture format, etc.
教育レベルが1以下の場合、原則として対⾯授業とする。ただし、対⾯授業を希望しない学生には遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)でも受講できるよう、「対面・遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)の併⽤」とする。遠隔はNUCT等で行う。なお、オンデマンド型の場合、教員への質問および授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、NUCT機能「メッセージ」により⾏うこと。
※履修登録後(本通知以後)に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)