授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この授業の目的は,これまでに修得した論理的思考力と数理科学知識を自主的に活用し,選んだ数理科学テーマについて実体感ある理解を経験することです.この獲得経験が,4年・大学院においてさらに進んだ学習・研究を行うための動機や準備となることを期待しています. |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of the class is to gain a substantive understanding of Mathematics based on logics by using mathematical background acquired so far. The experience will provide a strong motivation or an exellent preparation for further learning and research in the 4th grade and graduate school level. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN)) | | この授業では,受講者が授業終了時に,以下の知識・能力を身につけていることを目標とします: (1) 興味に応じて主体的に学習テーマを設定する; (2) 選んだ学習テーマに関する正確な知識; (3) これまでに学んだ数理科学知識をテーマに向けて具体的に正しく適用する; (4) 理解した内容を論理的で明快に伝達するコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力. |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 学習テーマおよび目標を自主的に設定し,その達成に向けて計画を立てて実行することが主要な授業内容です.その過程で,グループ内での発表・討論を行い,問題点を明らかにしてこれを解決します.具体的には,選んだテキストを輪講することが主要な内容となります.滞りなく発表するには,テキストを予習することが必要です.発表の前に手キスを読み込んで,入念な準備を行ってください.それでも不明な点が生じた場合には,仲間に質問したり討論したりして疑問点を解消するように試みてください.
第1回目授業は,この科目の進め方に関する説明会としますので,受講希望者は必ず出席してください.第2回目あるいは3回目以降は,所属するグループごとに時間・場所(セミナー室)を設定して実施してもらいます.必ずしも時間割の時間帯(月曜日3・4時限)に実施する必要はありません.
学習テーマは皆さんの自主的な選択に委ねられます.コロナウィルス感染症流行のため,今年度も昨年度に続き,用意した10冊程度のリストの中からテキストを選んで,関連する学習テーマを設定してもらうことにします.はっきりしたテーマがすでにあり,リストの中にはないテキストを志望する場合には,担当教員に相談してください.
学習は,原則として3人以上のグループによって進めてもらいます(3人~4人を推奨).例年は,ともに学習する仲間を皆さん自身で決めてもらいましたが,今年度はこちらで調整を行います.用意したリストから同じテキストを選んだ受講者を同一グループとする予定です.そして,その仲間とともに学習の課題を設定して,達成に向けて計画を立てて実行してもらいます.是非この機会に仲間と共通の興味を見つけ,ともに助け合い刺激し合って学習する経験をして下さい.
グループ学習の途中で,数学的な内容などでわからないことが出てきたときは,次のような方法で解決してください. (1) 担当教員のオフィスアワーを利用して質問を行う. (2) その他の教員のオフィスアワーを利用する. (3) Cafe David(月曜日~金曜日の昼休みあるいは午後)を利用する(誰に聞けばよいのかわからない場合も相談することができる).ただし今年度の Cafe David は開催形態が例年と違うので注意してください.
学期途中(12月上旬提出予定)で受講者ごとに中間レポートを作成・提出してもらいます.また学期末(2月上旬予定)には,グループごとに学習の成果をポスター発表の形で報告してもらいます.いずれも他人に分かりやすく伝える工夫が求められます.このような取り組みを通じて,数学的なプレゼンテーション能力を高め,数学・数理科学の専門家として社会で将来活躍するための準備としてもらいたいと考えています. |
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履修条件 Course Prerequisites | | 日本語以外の言語を使用する場合でも,グループ内での学習が可能であれば,履修を認める可能性があります.
The course will be offered in Japanese. However, it may be possible to attend the class if the seminar is well organized in other languages. |
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関連する科目 Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | (評価の方法) 学期途中(12月上旬ごろ)に提出してもらう中間レポートと,学期末に行うポスター発表によって評価します.中間レポートの評点40%,ポスター発表の評点60%の比率です.中間レポートの評価は個人ごとに行い,ポスター発表の評価はグループ単位で行います. (評価の基準) 学習テーマの内容を正しく理解して論じていることを最低限の合格基準とし,総点100点中の60点以上を合格とします. |
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不可(F)と欠席(W)の基準 Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades | | 中間レポートを提出しなかった,あるいはポスター発表を欠席した場合の成績は欠席(W)とします. 中間レポートを提出した上でポスター発表を行った場合でも,上記総点が60点未満の場合には不可(F)とします. |
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参考書 Reference Book | | |
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教科書・テキスト Textbook | | テキストを選ぶための図書リストを第1回目授業に先立ってNUCTで配布します.今年度はその中から使用するテキスト選び,さらに学習テーマおよび目標を自主的に設定してもらいます. |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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注意事項 Notice for Students | | 第1回目の授業(オンライン開催の予定,NUCTの掲示を見ること)は,この科目の進め方に関する説明会とします.とくにグループ学習を行うための重要事項についての話をしますので,受講希望者は必ず出席してください.
・利用できるセミナー室の確保と調整は原則として担当教員が行います. ・必要な文献のコピーは,理学図書室でとることが可能です.コピーをとりたい場合には,図書室カウンターにその旨(科目名,担当教員名,文献名,コピー部数)を申し出て下さい. ・担当教員(森吉仁志)のオフィスアワーは以下の通りです: 木曜日13:00~ 14:00 今年度は zoom を用いて行います.詳細については,moriyosi@math.nagoya-u.ac.jp に問い合わせて下さい. 授業開講形態(対⾯・遠隔など)、使⽤ツール、遠隔授業(オンデマンド型)の場合の対⾯授業に相当する教育効果を確保するための措置(教員への質問⽅法、学⽣同⼠の意⾒交換の⽅法)は、以下のWeb ページにまとめています。
URL:https://www.math.nagoya-u.ac.jp/ja/education/2021/announcement-a.html
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。 |
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他学科聴講の可否 Propriety of Other department student's attendance | | |
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他学科聴講の条件 Conditions for Other department student's attendance | | |
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レベル Level | | |
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キーワード Keyword | | |
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履修の際のアドバイス Advice | | 自主的かつ計画的な学習を行う姿勢が何よりも重要です.また第1回目授業に先立って,自分が興味を持つ数理科学テーマについて,あらかじめよく考えておくことを勧めます. |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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