学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0621100
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
物理学実験Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Physics Experiments II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
飯嶋 徹 ○
担当教員 【英語】
Instructor
IIJIMA Toru ○
単位数
Credits
5
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 3時限
秋 木曜日 4時限
秋 木曜日 5時限
秋 金曜日 3時限
秋 金曜日 4時限
秋 金曜日 5時限
Fall Thu 3
Fall Thu 4
Fall Thu 5
Fall Fri 3
Fall Fri 4
Fall Fri 5
授業形態
Course style
実験
Laboratory
学科・専攻
Department / Program
物理学科
必修・選択
Compulsory / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
実験物理学は、測定や観測を通して自然現象の事実や知見を得て、自然界の法則を明らかにする。
そのための技術と作法を修得する。
自らの手で装置を操作し、試料を作製することにより、実験の基礎を学ぶ。
実験ノートの取り方、誤差の評価、レポート作成の一連の実験作法を学ぶ。
春学期で物理学実験I、秋学期で物理学実験IIを履修する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Experimental physics is the scientific method to clarify the laws of nature on the basis of facts and knowledges obtained through measurement and observation of natural phenomena. In this program, you will learn the basic techniques and manners of experimental physics by manipulating the experimental instruments, preparing samples, taking notes, evaluating uncertainties and preparing reports to describe what has been done, what has been obtained and what can be concluded.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
1. 実験装置の原理等を理解して、その機能と操作に習熟すること。
これらの実験は現代物理学の出発点となったものであり、その内に含まれる物理学の基本概念の理解に努めること。
2. 実験には危険が伴う。事故が起きないよう気配りすることも重要な目標である。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
1. Understand the principles of experimental equipment and become familiar with its functions and operations.
These experiments were the starting point of modern physics, and we should try to understand the basic concepts of physics contained in them.
2. Experiments accompany the risk of dangers. It is also an important goal to be careful not to cause an accident.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
○ 安全講習(全員履修)
○ 回路特性
○ 真空実験(排気特性、電離真空計、熱電子放出、質量分析)
○ 比例計数管(X線の測定)
○ 量子現象の観測(光の粒子性・波動性)
○ BSアンテナによる太陽電波観測実験(太陽電波測定、マイクロ波)
○ X線回折(X線構造解析)
○ ガンマ線(NaI結晶による測定)
○ 原子線スペクトルと連続線スペクトル(水素輝線と黒体放射の分光測定)
○ レーザー光学(発振、偏光)
○ 核磁気共鳴(水素の核磁気共鳴)
○ 超伝導(酸化物高温超伝導体の磁化率、電気伝導度測定)
○ 磁性体(強磁性体の磁化率測定)
○ ブラウン運動(微粒子のブラウン運動の顕微鏡観察と軌跡データの統計解析によるアボガドロ数の算出)
安全講習は全員が履修する。
それ以外から、4テーマが割り当てられる。
実験は1テーマごとに通常2人1組となり5~6週間で行う。各テーマの実験前にガイダンスを受け、
実験終了後にはレポートを提出し、担当スタッフの面接を受けなければならない。

安全講習は年度初めに行われ(下記日程参照)、年間スケジュールの説明や、X線・放射線、電気、レーザー、寒剤、高圧ガス、強磁場、薬品、油圧の取り扱いに関する注意・説明が行われる。
現時点では下記の日程を予定しているが、変更の可能性があるので、掲示に注意されたい。
4月9日(金)13:00~  安全講習 理学南館坂田・平田ホール
履修条件
Course Prerequisites
2013年度以前入学者 αクラス
この科目は、日本語で提供されます。(This class is taught in Japanese.)
関連する科目
Related Courses
なし
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
出席・レポート・面接により総合評価する。
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
「履修取り下げ届」が提出された場合は欠席、それ以外はFとする。
参考書
Reference Book
必要に応じて参考書を紹介します。
教科書・テキスト
Textbook
本物理学実験用に書かれたテキストを用いる。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
実験前にテーマに関する予習、実験後のレポート作成時に文献をあたるなど積極的な学習を推奨します。
注意事項
Notice for Students
この時間割コードは、2013年度以前入学者用の物理学実験IIαクラスです。
2014年度以降入学者で、IIαクラスの学生の時間割コードは、「0630700」です。
春学期は「物理学実験Ⅰ」の各クラスの時間割コードを履修登録すること。
秋学期は「物理学実験Ⅱ」の各クラスの時間割コードを履修登録すること。
教員が推薦する参考書を自習すること。
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
不可
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業開講形態(対⾯・遠隔など)、使⽤ツール、遠隔授業(オンデマンド型)の場合の対⾯授業に相当する教育効果を確保するための措置(教員への質問⽅法、学⽣同⼠の意⾒交換の⽅法)は、以下のWeb ページにまとめています。
URL:https://www.phys.nagoya-u.ac.jp/information/inf.cancell.html
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)