学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0624300
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
物性物理学Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Solid State Physics II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
谷山 智康 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TANIYAMA Tomoyasu ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 1時限
Fall Thu 1
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
物理学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
磁性と伝導は今日でも物性物理学の中心的なテーマの一つであり、多くの研究者を魅了し続けている。本講義では、電磁気学、量子力学、統計力学のごく初歩的な基礎知識を元に、磁性と伝導の基本的な考え方を身につけ、その多彩さに触れることを通して、物性物理学の理解を深めることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Magnetism and electric conduction are one of the central issues of condensed matter physics and continue to fascinate many researchers. In this lecture, students will deepen their understanding of condensed matter physics by learning the basic ideas of magnetism and electric conduction based on the very basic knowledge of electromagnetism, quantum mechanics, and statistical mechanics, and touching on their versatility.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
授業終了時に学生は、磁性と伝導の物理についての基本的な考え方をわかりやすく説明できる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
By the end of this course, students will be able to explain the basic concepts about the physics of magnetism and conduction in a comprehensive manner.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
講義の進捗状況に応じて下記からトピックスから重要なものを取捨選択して講義を進める。毎回の授業前までに前回までに学習した内容について復習しておくこと。
1. 電磁気学の復習と磁気モーメント
2. 量子力学の復習と角運動量
3. 自由イオンの磁性
4. 結晶中のイオンの磁性
5. 交換相互作用
6. 分子場理論と強磁性
7. 磁気励起とスピン波
8. 伝導電子の磁性
9. RKKY相互作用
10. 磁気異方性と歪み効果
11. 磁区構造と磁化過程
12. 電気伝導とボルツマン方程式
13. 電流磁気効果
14. 熱電効果とスピン
履修条件
Course Prerequisites
履修条件は要さない。 この授業は日本語で提供される。

No prerequisites. This course is given in Japanese.
関連する科目
Related Courses
物性物理学I、電磁気学、量子力学、統計力学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
評価方法:各講義における取組状況、レポート、期末試験の成績によって総合的に評価する。100点満点で60点以上を合格要件とする。
評価基準:基本的な概念や用語を正しく理解していることを合格の基準とする。
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
期末試験を欠席したときのみ「欠席」とする。
参考書
Reference Book
永宮健夫著「磁性の理論」(吉岡書店)
斯波弘行著「基礎の固体物理学」培風館
教科書・テキスト
Textbook
教科書は指定しないが、必要に応じて講義資料を配付する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業では前回の授業内容を元に講義が進むため、十分に復習をしておくこと。
注意事項
Notice for Students
物理的なイメージを重視し、直感的に理解できるように心がけます。また、磁性が現代のエレクトロニクスでどのように利用されているかについても言及します。
※この科目は、2022年度は開講せず、2023年度に内容を変更して開講される予定です。
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
講義室に収容可能な人数である限り、聴講可能とする。
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業。変更の場合はNUCTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)