学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0651510
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
細胞学Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Cell Biology I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
西山 朋子 ○ 前川 絵美 大澤 志津江
担当教員 【英語】
Instructor
NISHIYAMA Tomoko ○ MAEKAWA Emi OHSAWA Shizue
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 1時限
Spring Wed 1
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
生命理学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
(大澤・前川担当分)
細胞間相互作用を介した組織成長・恒常性維持や、その破綻により引き起こされるがんの発生・進展機構に関する研究の歴史と最新の成果を紹介する。(The aim of this course is to understand the recent studies dissecting the mechanism of tissue growth, tissue homeostasis and tumor growth and progression through cell-cell communications.)

(西山担当分)
生物のアイデンティティーを決定するゲノム情報は、「染色体」という構造をとって世代を超えて伝播していく。染 色体の構造がどのようにして構築され、種々の機能を発揮するのか、また細胞分裂に従ってどのようにゲノム情報が 複製され、分配されるのか。それら、生物の生存に必須の分子機構を、最新の研究結果を交えながら考察する。(This course deals with the principles of chromosome biology. It also enhances the understanding of fundamental cellular mechanisms connecting cell-cycle regulation and chromosome functions and inroduces most recent researches in genomic biology fields.)
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
(大澤・前川担当分)
この授業では、受講者が授業終了時に、以下の知識・能力を身につけていることを目標とする。
1.細胞競合について理解し、説明できる。
2.細胞死の分子機構や、それによる組織成長・恒常性維持・がん化の仕組みを理解し、説明できる。
3.多細胞生物における形態形成の仕組みについて理解し、説明できる。
4. 蚊の吸血と摂食行動について理解し、説明できる。

(西山担当分)
この講義では、受講者が授業終了時に以下の知識を身につけていることを目標とする。
1.細胞周期制御
2.細胞周期制御と染色体分配との相互関係
3.染色体均等分配のメカニズム
4.染色体構造構築のメカニズム
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
(大澤・前川担当分)
1.「細胞競合」を介した組織の恒常性維持
2. 細胞死の分子機構とそれによる組織成長・恒常性維持・がん化(I)
3. 細胞死の分子機構とそれによる組織成長・恒常性維持・がん化(II)
4. 多細胞生物における上皮組織の形態形成
5. 蚊の吸血と摂食行動

(西山担当分
1.細胞分裂期の細胞周期制御機構
2.染色体分配のメカニズム
3.クロマチンの構造構築原理
4.染色体凝縮の分子機構
5.DNA複製
6.姉妹染色分体間接着
7.最先端トピックス
8.試験
履修条件
Course Prerequisites
(大澤・前川担当分)
履修要件は要さない
This course will be given in Japanese.

(西山担当分)
基礎細胞学の内容を既知とする。
関連する科目
Related Courses
(大澤・前川担当分)基礎発生学Ia、発生学IIb

(西山担当分)基礎細胞学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(大澤・前川担当分)
授業内容を正しく理解していることが合格の基準である。成績については、出席と期末試験を総合し、成績評価を行う。

(西山担当分)
出席と最終回の試験により評価する。
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
参考書
Reference Book
(大澤・前川担当分)特に指定しないが、講義において参考になる文献を紹介する。

(西山担当分)B. Albertsら著 細胞の分子生物学 Newton Press
教科書・テキスト
Textbook
(大澤・前川担当分)特に指定しないが、必要に応じて講義中に資料を配布する。

(西山担当分)D. O. Morgan著 カラー図説 細胞周期「細胞増殖の制御メカニズム」
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
注意事項
Notice for Students
特になし
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
希望者
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)