学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate

理学部

時間割コード
Registration Code

0651920

科目区分
Course Category

専門科目
Specialized Courses

科目名　【日本語】
Course Title

分子生理学Ⅰ

科目名　【英語】
Course Title

Molecular Physiology I

コースナンバリングコード
Course Numbering Code

担当教員　【日本語】
Instructor

打田　直行 ○ 木下　俊則

担当教員　【英語】
Instructor

UCHIDA Naoyuki ○ KINOSHITA Toshinori

単位数
Credits

開講期・開講時間帯
Term / Day / Period

春木曜日２時限
Spring Thu 2

授業形態
Course style

講義
Lecture

学科・専攻
Department / Program

生命理学科

必修・選択
Compulsory / Selected

選択

授業の目的　【日本語】
Goals of the Course(JPN)

バクテリアから高等動植物に至るまで個々の細胞は、他の細胞とコミュニケーションをとり、また周囲の環境情報を認知することで、生命の営みを維持している。それは細胞の増殖、形態形成や環境応答など様々な局面で見られる。また、植物の分化全能性・分化多能性と細胞分化の制御機構に焦点を当てる。本講義では、植物細胞に見られる特有の光や植物ホルモンのシグナル伝達を詳しく紹介し、植物の環境応答や細胞間コミュニケーションについて解説する。また、植物細胞は１つの細胞から個体の全てを再生する分化全能性を持つことが知られており、植物個体の発生・形態形成の過程では多種多様な細胞を生み出す分化多能性を持つ様々な幹細胞群が働いている。そこで、本講義では、これら分化全能性・分化多能性を持つ細胞の性質について理解し、各種の幹細胞から分化組織が生まれる制御機構を学ぶことも目的とする。
In this class, we will introduce cell-cell communications and the environmental response in plants, especially focusing on signaling system involved in light and hormone responses. We will also explain totipotency and pluripotency of plant stem cells and molecular mechansms for cell differentiation from such stem cells . This class will be taught in Japanese.

授業の目的　【英語】
Goals of the Course

到達目標　【日本語】
Objectives of the Course(JPN))

植物の環境応答やホルモンのシグナル伝達の分子機構と、植物細胞が発揮し得る分化全能性と様々な分化多能性を持つ各種の幹細胞の特徴や性質を十分に理解するとともに、これらの仕組みの生理的な意義についても考察できるようになること。

到達目標　【英語】
Objectives of the Course

授業の内容や構成
Course Content / Plan

1．植物の光応答とシグナル伝達機構
2．植物の概日時計の分子機構
3．植物のホルモン応答とシグナル伝達機構
4．植物細胞が発揮し得る分化全能性
5．植物の発生・形態形成で働く多様な分化多能性
6．様々な幹細胞群の各々の持つ特徴や性質

履修条件
Course Prerequisites

履修条件は要さない