学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0666700
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
生物圏進化学Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Evolution of Biosphere I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
林 誠司 ○ 大路 樹生 藤原 慎一 西田 佐知子
担当教員 【英語】
Instructor
HAYASHI Seiji ○ OJI Tatsuo FUJIWARA Shin-ichi NISHIDA Sachiko
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 2時限
Fall Wed 2
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
地球惑星科学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義では,地球史における生物進化と環境とのかかわりを考究する上で,必要な基礎知識(古生物学,古生態学,形態学,系統学,古生物地理学等)について学ぶ.各単元において,実際の研究事例を概観しつつ,生物圏の変遷過程について多角的に理解を深める.

In this course, students will learn basic and essential knowledge of paleontology, paleoecology, morphology, phylogenetics, and paleogeography to explore the interactions between evolution and environment in the Earth’s history. In each topic, students will be expected to deepen the understanding of the process of the biosphere’s transition from the various point of view, reviewing previous studies in the relevant research area.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
この授業では,終了時に学生が以下の能力を身につけていることを目標とします.
(1)プレートの移動と大気・海洋循環の関係性について説明ができる.
(2)生層序学の基礎概念を理解し,活用できる.
(3)種概念や種分化の基本事項について説明できる.
(4)系統解析の基本的な原理を理解し,簡単な系統樹・分岐図作成ができる.
(5)生態学的地位や繁殖戦略,生物の成長に関する基礎知識が身につく.
(6)海洋生物,海洋生態系についての基礎知識が身につく.
(7)生物の地理的分布の変遷について,地質学的時間軸から俯瞰できる.
(8)動物の体の構造に関する基礎知識が身につく.
(9)生物進化の基礎的な考え方について説明ができる.
(10)生物の種間相互作用と進化の関係について基礎知識が身につく.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
[授業の構成]
1.プレートの移動と大気・海洋循環
2.生層序学の基礎
3.種とは何か
4.種分化
5.生物の系統を探る-分岐分析
6.生物の系統を探る-分子系統学
7.成長と形態
8.生態系の構造と生態学的地位
9.個体群の成長と繁殖戦略
10. 海洋生物の食物連鎖とエネルギーの流れ,生活スタイル
11. 棘皮動物の生物学・古生物学
12. 脊椎動物の進化
13. 生物の陸上進出に伴う進化
14. 生物における進化とは何か
15. 種間相互作用と,それがもたらす生物進化
*各単元の順番は入れ替わることがある.

[授業時間外学習の指示]
配布資料や担当教員が提示した参考書等により,予習と復習を行うこと.
履修条件
Course Prerequisites
履修要件は要さない.
関連する科目
Related Courses
地球生物学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
出席を含む受講態度(30%),レポートおよび試験(70%)の割合で評価する.
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
取り下げ届を提出していない学生についても,出席状況等を総合的に判断して「欠席」とする場合もある
参考書
Reference Book
授業中に随時紹介する.
教科書・テキスト
Textbook
資料を配布する.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
注意事項
Notice for Students
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本対面授業だが,場合により遠隔(オンデマンド型または同時双方向型)となる場合もある.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
教員への質問はNUCT機能「メッセージ」より行うこと.