学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
理学部
時間割コード
Registration Code
0669520
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
生態学Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Ecology II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
依田 憲 ○ 杉谷 健一郎
担当教員 【英語】
Instructor
YODA Ken ○ SUGITANI Kenichiro
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 1時限
Spring Wed 1
授業形態
Course style
講義
Lecture
学科・専攻
Department / Program
地球惑星科学科
必修・選択
Compulsory / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
生態学を体系的に理解することができるようになるために、生態系に関する基礎知識を習得するとともに、地球環境と生態系の相互作用に関する理解を深め、動物の個体群レベルのプロセスや個体の行動の基礎を学ぶことを目的とする。前半は、生態系の構造や構成要素、物質やエネルギーのフロー、地質学的時間における地球環境と生態系の進化について学ぶ。後半では、生物の生態や行動を、至近メカニズム、機能、発達、系統進化の面から解説する。

In order to be able to systematically understand ecology, we will acquire basic knowledge about ecosystems, deepen our understanding of the interaction between the global environment and ecosystems, and develop animal population-level processes and individuals. In the first half, we will learn about the structure and components of ecosystems, the flow of materials and energy, and the evolution of the global environment and ecosystems in geological time scale. In the second half, we will explain the ecology and behavior of living organisms in terms of proximity mechanism, function, development, and lineage evolution.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
生態系という概念を理解し、生命の起源と初期進化そして地球史的イベントを通じて生物と環境の相互作用に関する知識を身につける。また、自然環境の様々な情報を用いて意志決定を行う、動物の意志決定メカニズムについて学び、動物行動の適応進化についての理解を深める。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
・生態系の構造と構成要素
・生態系における物質循環 (炭素・窒素・硫黄)
・生命の起源
・生命初期進化
・地球環境と生態系の相互作用(大酸素事変)
・地球環境と生態系の相互作用(雪玉地球)
・地球環境と生態系の相互作用(カンブリア爆発と大絶滅)
・ダーウィンの自然淘汰説
・最適戦略
・進化的に安定な戦略
・アダプティブ・ダイナミクス
・社会の進化
・性淘汰
・まとめ
各回の授業前に参考書の関連事項を読んでおくとともに、授業終了後に配布資料を復習すること
履修条件
Course Prerequisites
生態学I履修が望ましいが、未履修でも受講可能
This course will be taught in Japanese.
関連する科目
Related Courses
生態学I
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
2回のレポート提出を必須とし、レポート内容や学習態度で総合的に評価する。生態学に関する基本的な概念を正しく理解していることを合格の基準とする
不可(F)と欠席(W)の基準
Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades
参考書
Reference Book
行動生態学(シリーズ 現代の生態学5),日本生態学会編,共立出版
動物たちの不思議に迫るバイオロギング(京都通信社)
地球表層環境の進化(東京大学出版会)
微生物が地球をつくった(青土社)
教科書・テキスト
Textbook
教科書は指定しないが、必要な資料を授業ごとに配布する
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
注意事項
Notice for Students
特に無し
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions for Other department student's attendance
生態学I履修が望ましいが、未履修でも受講可能
レベル
Level
キーワード
Keyword
履修の際のアドバイス
Advice
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)