授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 博物館学芸員として必須の知識や技術のなかで、生物の分類や解剖学の基礎を学び、動物と植物の標本取扱法の習得とそれらの展示法を探究することを目的とする。 名古屋大学構内にある博物館野外観察園を活用して、おもに植物と動物を対象に、採集、標本作製、観察、同定(学名決定・骨格部位の決定)および保管について、その理論や方法を実地に即して体験し習得する。さらに、展示を実際に企画・作成し、批判や評価を相互に行うことにより、展示法の要点を的確に学修する。 This course aims that students obtain fundamental knowledge of taxonomy and anatomy, with practicing how to handle animal and plant specimens and presenting what they learn from the course in poster. The course is conducted at the Nagoya University Museum Botanical Garden. |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN)) | | 実習終了時には、生物の分類学に関する基礎的な知識を身に着け、土壌小動物や植物の標本の作成と大まかな分類ができるようになること。また、それらの動植物について展示を考案し、グループで1つの展示ポスターを完成させること。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業内容 1.植物と節足動物の標本作製 名古屋大学博物館野外観察園において、植物および節足動物等を採集する。採集された植物と動物について、それぞれの特性に見合った標本を作製する(おし葉、液浸など)。 2.標本の観察とその同定および分類 標本の形態を実体顕微鏡などでよく観察し学名を決定する。また、生物の分類体系を学ぶ。 3.脊椎動物の骨格部位の同定 食卓に上る脊椎動物の骨格をよく観察し、既存の骨格標本と比較しながら部位を同定する。 4.展示法の探求 作製した標本と習得した知識を基礎にして、展示を企画し実際に作製し、解説を行う。グループに分かれて行う。展示結果を相互に講評し、展示の理論と実際についての理解を深める。 授業は4日間の集中講義形式で9月7日(火)から9月10日(金)の予定。本学研究科入試と重なる場合以外は補講を行わない。 本授業の単位取得のためにはこれに加えて博物館見学として名古屋市博物館、徳川美術館を見学し(博物館実習1~3共通)、見学に伴うレポート提出を必須とする。詳細は別に連絡する。 |
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履修条件 Course Prerequisites | | 事前ガイダンス*に出席すること。全学教育科目「博物館概論」単位取得者の受講が望ましい |
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関連する科目 Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 出席を前提とし、受講態度と標本や展示発表のできばえ(60%)、および博物館見学のレポート(40%)による。 |
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不可(F)と欠席(W)の基準 Criteria for "Fail (F)" & "Absent (W)" grades | | |
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参考書 Reference Book | | |
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教科書・テキスト Textbook | | 教科書は特に指定しない。必要な文献は実習中に示す。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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注意事項 Notice for Students | | *博物館実習ガイダンス(4月5日(月)16:30~博物館にて)に必ず出席すること。 他学部生受講可。 実費(500円程度)が必要。 なお実習では、植物関連を西田佐知子が、動物関連を藤原慎一が担当する。 |
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他学科聴講の可否 Propriety of Other department student's attendance | | |
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他学科聴講の条件 Conditions for Other department student's attendance | | |
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レベル Level | | |
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キーワード Keyword | | |
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履修の際のアドバイス Advice | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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