学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0900835
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
生物圏環境学1
科目名 【英語】
Course Title
Environmental Sciences in Bioshere 1
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
田中 隆文 ○ 渡邉 彰 小谷 亜由美
担当教員 【英語】
Instructor
TANAKA Takafumi ○ WATANABE Akira KOTANI Ayumi
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 3時限
Fall Thu 3
対象学年
Year
2年
2
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
田中と小谷が,生物圏での蒸発散,生物圏での土壌中での水の動き,現地での水・エネルギー収支について述べる。さらに,葉サイズから地球規模までさまざまなスケールでの物質循環のメカニズムと,その中で生物の果たす役割を学ぶ。炭素・窒素の循環を渡邉が,担当する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this lecture, you will learn about evapotranspiration in the biosphere, movement of water in the soil in the biosphere, energy balance, carbon and nitrogen cycles.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本講義では,森林水文学,水・エネルギー・物質循環の視点から生物圏と環境の相互作用を学ぶ。特に,生物圏の土壌水文学的理解が深まることを目指す。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
具体的な講義内容は,以下の通りである。

1. ガイダンス:生物圏の水・物質循環
2. 生物圏への水の供給:降水,樹冠遮断
3. 土壌内での水の移動:浸透,土壌孔隙
4. 土壌内での水の移動:不飽和水分移動,
5. 斜面水文学
6. 土壌内での水の移動:流出モデル,流出寄与域
7. 生物圏から大気への水の移動:蒸発と蒸散,地表面での水・エネルギー収支
8. 生物圏から大気への水の移動:植物の役割(土壌-植物-大気系)
9. 地域・流域の水循環:対照流域法,水源涵養林
10. 地域・流域の水循環:森林と水資源,森林水文学
11. 様々な生物圏の水循環:様々な地表被覆
12. 様々な生物圏の水循環:様々な気候・植生帯
13. 炭素の循環
14. 窒素の循環
15 まとめ.

                                                                                
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
生物圏環境学2,流域保全学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・生物圏の土壌水文学的理解について,授業中に得た知識を用いて論述できることを合格の基準とする。
・定期試験(85%),小テスト等(15%)
・履修取り下げ制度を採用する。 ・定期試験を受験しない者は欠席とする。
教科書・テキスト
Textbook
毎回の授業で講義資料を配布する。
参考書
Reference Book
森林水文学. 塚本良則, 共立出版
水文科学 杉田・田中編,共立出版 
地球環境の化学.岩田元彦・竹下英一訳,学会出版センター
環境化学.坂田昌弘,講談社                 
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業プリントを綴じて,よく目を通し,復習すること。
使用言語
Language Used in the Course
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)