授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 木質資源のマテリアル利用について,主な利用先である住宅とその集合体である都市環境を中心に,科学的および工学的な取扱い法を学ぶ.さらに,木質構造物の耐久性を向上させるために非破壊検査について理論と実践方法を学ぶ. |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this corse is to help students acquire an understanding of foundations of design about wooden structure. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 1.一般的な木造軸組住宅の基本的な構造を理解する
2.構造材料の使用環境を理解し,その設計法(構造的・環境工学的)の概要を修得する
3.持続可能な社会の構築を目指した,住宅および木材利用の在り方と評価手法を考える |
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到達目標【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業計画
01. ガイダンスおよび序論:木質構造物の概要
02. 木質系住宅の構法
03. 住宅における木材の品質評価
04. 横架材の力学設計の概要
05. 横架材における力学環境のモデル化(1)架構のモデル化
06. 横架材における力学環境のモデル化(2)荷重のモデル化
07. 横架材における力学環境のモデル化(3)部材断面のモデル化
08. 材料のモデル化(1)木材・木質材料のモデル化
09. 材料のモデル化(2)許容値の設定
10. 横架材の力学設計
11. 柱材の力学設計,せん断力に対する力学設計
12. 木材の耐久性
13. 既存構造物の構成部材に関する非破壊検査(1)部材の力学性能評価
14. 既存構造物の構成部材に関する非破壊検査(2)構造解析
※ 木造軸組住宅の実測,CAD演習を実施することがある |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 生物材料力学,バイオマス科学2,木質環境学,森林社会共生学,設計製図 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 【授業の到達目標】が達成されることを合格の基準とする。
・原則,定期試験による。そのほか,レポートや講義への取り組みを考慮する。
・履修取り下げ制度を採用する。
・定期試験を受験しない者は「欠席」とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 木質構造研究会「新・木質構造建築読本―ティンバーエンジニアリングの実践と展開」
腰原幹雄他著「都市木造のビジョンと技術」オーム社
公益財団法人 日本住宅・木材技術センター「演習で学ぶ 入門 木造の許容応力度計算 ワークブック」
小林正美他著「木造都市の設計技術」コロナ社
倉渕 隆「建築環境工学」市ヶ谷出版社
日本建築学会編著「木質構造設計基準・同解説 -許容応力度・許容耐力設計法-」丸善
図解住居学編集委員会編 土居 正他著「図解住居学3 住まいの構法・材料」彰国社
菊池重明編著「建築学構造シリーズ 建築木質構造」オーム社
日本住宅・木材技術センター編「木材と木造住宅Q&A108」丸善
有馬孝禮著「木材の住科学」東京大学出版会 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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使用言語 Language Used in the Course | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 原則対面講義とする.場合に応じて,オンライン講義を併用する. |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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