学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
農学部
時間割コード
Registration Code
0903005
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
生命物理化学2
科目名 【英語】
Course Title
Biophysical Chemistry 2
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
吉村 徹 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YOSHIMURA Tohru ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 2時限
Fall Wed 2
対象学年
Year
3年
3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
タンパク質の構造とそれを支える力、タンパク質の様々な機能とその発現の仕組み、さらにはそれらの研究方法などについて講義する。これらの講義を通じて、生命現象とその研究法の根底にある物理化学的諸原理の理解を図る。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with the structures and functions of proteins, and the methods for their research. The aim of this course is to help students acquire the fundamental knowledge of physical chemistry needed to understand the phenomena of life.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
生物のもつ機能をより深く理解しその利用を図るために、生命現象の基礎となる物理化学的諸原理について学習する。タンパク質の構造と機能,およびその研究方法の学習を通じて,生命現象や様々な実験手法を物理化学的な原理に基づいて理解できるようになる。
到達目標【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
01. 生体分子に働く力―水分子と水素結合,静電的相互作用と疎水結合
02. 酸,塩基と緩衝作用
03. タンパク質の一次構造と高次構造,タンパク質の分類
04. タンパク質の立体構造形成,変性と再生
05. 分子シャペロン
06. タンパク質の分離と精製―タンパク質のクロマトグラフィー
07. タンパク質の分離と精製―クロマトグラフィーの原理,電気泳動
08. タンパク質の一次構造研究法
09. タンパク質の高次構造研究法
10. タンパク質の機能I―分子認識,親和性とは何か
11. タンパク質―タンパク質(リガンド)相互作用研究法
12. タンパク質ータンパク質(リガンド)相互作用の定量的評価
13. タンパク質の機能II―触媒作用,酵素機能の原理
14. 酵素の反応機構
15. 酵素反応の動力学
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
化学基礎I,IIおよび生命物理化学1を履修していることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・タンパク質を中心に様々な生命現象とその研究方法に関する物理化学的原理を論述できることを合格の基準とする。 ・定期試験(95%),講義中の質疑応答(5%)によって評価する。 ・履修取り下げ制度を採用する。 ・定期試験を受験しない者は欠席とする。
教科書・テキスト
Textbook
なし。適宜資料を配布する。
参考書
Reference Book
「アトキンス生命科学のための物理化学(2版)」(東京化学同人)
「レーニンジャーの新生化学(6版または7版)」(廣川書店)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
化学基礎、生命物理化学1、生物化学などで学んだ内容を復習して講義に臨むこと。
使用言語
Language Used in the Course
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)