授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 生理活性物質とは,生殖,発生,分化,成長などの生命現象において極めて微量で特有の作用を示す有機化合物の総称です。本授業では,代表的な生理活性物質について学ぶとともに,生物学的プロセスを制御する分子とその作用機構を有機化学的に理解することを目的としています。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to help students acquire an understanding of chemical structure, biosynthesis, and biological function of bioactive compounds from a viewpoint of organic chemistry. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 授業終了時に,以下のことができるようになることを目標とします。
1. 代表的な生理活性物質の歴史,化学構造,生合成,生理作用に関する知識を身につける。
2. 生物学的プロセスを制御する物質の活性発現メカニズムを説明でき,構造解析法や合成など,医薬品や農薬を開発する上で重要な知識を身につける。 |
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到達目標【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 本授業は,以下の4つの内容で構成されています。
1. 生合成に基づく生理活性物質の分類
(1) 脂肪酸,ポリケチド
(2) テルペノイド,ステロイド
(3) シキミ酸,ペプチド,アルカロイド
2. 機能に基づく生理活性物質の分類
(1) 外因性 (抗生物質,ビタミン,毒,糖質など)
(2) 内因性 (動物・植物ホルモン,フェロモンなど)
3. 天然薬物・海洋天然物
4. 生物が制御する物質の構造と機能
(1) 生合成経路の解析
(2) 構造解析法
(3) 生物による反応の制御
(4) 全合成 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 有機化学1〜4と有機構造解析学,生命分子化学で学ぶ知識を身につけていることを前提とします。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 代表的な生理活性物質の生合成や作用機構を有機化学的に理解できることを合格の基準とします。
定期試験 (90%) と講義中の演習 (10%) で評価し,S〜Fの評定はこれらの総点に基づいて行います。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 有機化学1〜4と有機構造解析学,生命分子化学で学んだ内容を復習しておいてください。 |
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使用言語 Language Used in the Course | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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