授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 木質バイオマスの主成分である,セルロース,ヘミセルロースおよびリグニンの解析方法,化学構造および反応性など,バイオマスの化学的利用のために必要となる基礎を学ぶ。さらに,木質バイオマスには主要3成分の他に抽出成分と呼ばれる副成分が含まれ,木質バイオマス利用において重要な役割を果たすので,その基礎および応用を学ぶ。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course deals with the basis of fundamental chemistry for utilization of wood components such as cellulose, hemicellulose, lignin and extractives. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 木質バイオマス成分を化学的に有効利用するためには,各成分の化学構造がどのようであるか,そして,それらがどのような反応性を示すかを理解しておかなければならない。本講義では,木質バイオマス構成成分の分析方法や化学修飾の理論を学び,バイオマスの化学変換について総合的に理解する。 |
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到達目標【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業計画
01. 細胞壁構成成分,特にリグニンの構造
02. リグニン分析方法(ニトロベンゼン酸化,チオアシドリシス,二次イオン質量分析)
03. 植物抽出成分の化学構造と分類
04. 植物抽出成分の生合成
05. 植物抽出成分の組織内分布
06. 単糖の反応
07. オリゴ糖および多糖類の反応
08. バイオマスのパルプ化
09. 紙の製造技術
10. 総括 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・定期試験90%,授業への取組み10%
・到達目標に達成することを合格の基準とする。
・履修取り下げ制度を採用する。
・定期試験を受験しないものは欠席とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 木質の形成〜バイオマス科学への招待〜第2版(海青社),木質の化学(文永堂),紙とパルプの科学(京都大学学術出版会),機器分析の手引き(化学同人) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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使用言語 Language Used in the Course | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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