授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | まず木質バイオマスの生物劣化現象と抑制技術(=木材保存),および環境問題との関連性について基礎的知識を習得する。続いて,木質劣化生物,すなわち木質劣化微生物,木質劣化昆虫類および木質劣化海虫類の生理・生態的特徴に関して理解を深めるとともに,最新の被害探知・抑制技術について実習を交えて学ぶ。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | First of all, the relationships between deterioration of woody-biomasses and environmental issues would be learned. After that, ecological and physiological characteristics of wood-deteriorating organisms, such as wood-rot fungi and wood-attacking insects, are lectured together with state-of-art technologies of detection and management of these organisms. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 木材・木質材料などの木質バイオマスの長期的有効利用を図る上で,種々の劣化現象,特に昆虫類や微生物による生物劣化現象の正確な理解とその抑制は非常に重要な課題である。
この講義では,木質バイオマスの劣化要因としてのシロアリ類,乾材害虫類,木材腐朽菌類,海虫類に関する生物学的特徴を学ぶとともに,生物劣化の抑制技術(=木材保存)と環境との関わり合いについて理解を深める。 |
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到達目標【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業計画
01.木材保存と環境問題
02.木質バイオマスの劣化①-概論
03.木質バイオマスの劣化②-木材保存の歴史と現状
04.木質劣化微生物の生物学①-概論
05.木質劣化微生物の生物学②-木材腐朽菌類
06.木質の腐朽被害とその探知・抑制技術
07.木質劣化昆虫類の生物学①-概論
08.木質劣化昆虫類の生物学②-乾材害虫
09.乾材害虫による木質の劣化とその探知・抑制技術
10.木質劣化シロアリ類の生物学①-概論
11.木質劣化シロアリ類の生物学②-生物学的特徴と
12.シロアリによる木質の被害とその探知・抑制技術
13.海虫類による木質の劣化とその抑制技術
14.木質劣化生物を用いた環境技術
15.レポート作成 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | バイオマス科学1,バイオマス科学2,バイオマス変換化学 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ・授業への取組み,レポート試験。
・履修取り下げは認めない。
・レポート試験を受験しない者は,「欠席」とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 例えばキャンパス内を歩行時に、屋外で使用されている木材や木質材料の生物劣化現象について注意をし、それがどういった生物によるものなのか自分なりに考えることが、講義内容のより良い理解につながる。 |
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使用言語 Language Used in the Course | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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