授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 自然や社会をシステムとして理解する基礎、そして論理的に課題を発見・解決するための基礎として、「科学的思考」とはいかなる特質をもった思考法なのか,それが歴史的にどのように成立してきたのかを明らかにする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | We learn what is "scientific methodology" and how it has been formed in history. We put stress on such concepts as theories, facts, hypotheses, verification, measurements, and causality. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 科学の諸分野に共通する「科学的なものの見方」「科学的な考え方」と漠然と呼ばれているものを明確に理解し,歴史の中において考察することができるようにし,科学的方法を身につけるための基礎を身につける。
科学について反省するための諸概念の正確な意味を理解することを通じて,自覚的・反省的に科学研究を遂行できるようになることを目指す。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 「科学的なものの見方が大切だ」「科学的な考え方を身につけよう」とよく言われるが,その内容は必ずしも明確ではない。そこで,科学的な方法とは何かを、近代科学が生まれてきた17世紀の科学革命という事件にまでさかのぼって、その特質を明らかにしよう。そして、近代科学の方法がどのような哲学(世界観・人間観)に支えられていたのか。その後、どのような変遷をたどったのかを学ぼう。
1. Introduction
2. そもそも「近代科学」って何なのさ(1)科学革命前夜の科学
3. そもそも「近代科学」って何なのさ(2)科学革命の経緯
4. そもそも「近代科学」って何なのさ(3)科学革命の総決算
5. 近代科学に含まれる2つの方法論とそれを支える哲学
6 確率と統計がいつどのように「科学の方法」に入り込んだのか
7. 科学者という職業の成立
8. まとめ | |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 全学教育科目の科学論・技術論系の科目が関連しています。履修条件は特にありません。 | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 毎回の講義の復習と理解度チェックのための小課題を提出してもらう。その総計(100点満点)によって成績を評価する。成績評価基準については全学のそれに準拠する。 | |
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教科書・参考書 Textbook/Reference book | | 戸田山和久『科学的思考のレッスン』NHK出版 これは参考書なので購入する必要はない。そのほかのテーマごとの参考文献については各回の講義の際に紹介する。 | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義で扱った内容の理解をさらに深めるために、毎回小さな調査課題を提出してもらう。また,予習のためにNUCTを介して教材を配布する。 | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | コロナウイルスの感染拡大の状況に応じて、NUCTを介したオンデマンド型授業と、Zoomによる双方向質問タイムの組み合わせで授業を行う可能性があります。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | Zoomによる双方向質問タイムを設定します(くわしい日時はNUCTでおしらせします)。 |
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