学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate		医学部（保）
時間割コード
Registration Code		1744321
科目名　【日本語】
Course Title		医用電気電子系工学実験
科目名　【英語】
Course Title		Experiments in Electric and Electronic Engineering
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員　【日本語】
Instructor		山本　誠一 ○ 今井　國治 余語　克紀
担当教員　【英語】
Instructor		YAMAMOTO Seiichi ○ IMAI Kuniharu YOGO Katsunori
単位数
Credits		2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period		秋 木曜日 ３時限
秋 木曜日 ４時限
秋 木曜日 ５時限
Fall Thu 3
Fall Thu 4
Fall Thu 5
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的　【日本語】
Goals of the Course(JPN)
医用放射線機器には電気・電子装置や回路が多用されており，機器の特性を理解し，これらを使いこなすためには，電気・電子装置，回路に関する基本的な知識が欠かせない。医用電気電子系工学実験は，医用電気工学及び医用電子・制御工学の講義で学んだ内容，および，講義では十分学べなかったが重要な事項について，理解を深めるための実験を行う。
授業の目的　【英語】
Goals of the Course
Since electronic devices are often used in medical instruments, knowledges on electronics are indispensable to understand and use these instrumentations. In this experimental lecture, some basic and some applications on electrical engineering and electronics will be given. The lecture will also help to understand the deeper parts in these fields used in medical instruments.
到達目標　【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
医用放射線機器に使用される各種電気・電子装置の動作を物理学的に理解し，且つ，基本的な電子回路の設計ができるようになるとともに，診療放射線技師国家試験に出題される「医用工学」の中の，医用電気・電子工学に関する問題の正解が導けるようになることを，各学生の到達目標とする。
到達目標　【英語】
Objectives of the Course
The goal of this lecture is to understand the basics of electrical engineering and electronics and to design the electronics circuit. Another goal is to solve the questions on electronics of national exam of the radiological technologist.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
下記10項目の実験を行う。

1. 電子回路の組立および動作試験
2. オシロスコープによる測定法
3. 二極管による空間電荷効果の測定
4. ブリッジ回路による測定と直流電位差計による計器の校正
5. 半導体素子の特性
6. マルチバイブレータおよび波形整形回路の特性
7. 論理回路
8. OPアンプ回路
9. AD-DA変換

全員を８グループに分ける。
実験1と2は，実験3～9の基礎となるので，最初の２回で(４グループずつまとまって)実験を行う。
実験2と3の間に１回，実験の基礎事項（放射線計測における統計学とグラフの書き方）についての講義と，理解度を調べるための小試験を行う。
実験3以降は，グループごとに毎週１テーマの実験を行う。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は特にない。医用電気工学、電子工学などが関連科目である。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
各実験のリポート内容を基に，総合点60点以上を可，70点以上80点未満を良，80点以上を優とする。無断欠席，並びに期限内にレポートを提出しなかった場合は「不可」とする（正当な理由で欠席した場合には後日補習実験を行う）。
教科書・テキスト
Textbook
プリントした実験指導書をNUCTにアップする。
参考書
Reference Book
電気・電子工学，機器工学，放射線計測学の各講義で使用する教科書や参考書
課外学習等（授業時間外学習の指示）
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
レポートの作成と提出が要求される。
授業の進め方
How to proceed with the class
全員を８グループに分け，グループごとに毎週１テーマの実験を行う。実験後全員にリポートの提出を求める（リポートは次回の実験開始前に【一週間以内に】所定の場所に提出する）。各実験の前に配布した実験指導書をよく読んで，実験内容に熟知しておくこと。
注意事項
Notice for Students
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
なし。
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
理工学系の実験ですが、興味を持って取り組んで欲しいと思います。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
実験、実習形式。
遠隔授業（オンデマンド型）で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔で行う場合は、実験実習開始までにメールで連絡する。