学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1745241
科目名 【日本語】
Course Title
内部障害理学療法学[3年生向け]
科目名 【英語】
Course Title
Cardiopulmonary Physical Therapy
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
山田 純生 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YAMADA Sumio ○
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春1期 木曜日 2時限
Spring1 Thu 2
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
筋活動のエネルギー供給に必要不可欠である酸素は,大気より呼吸・循環系を経て筋細胞(ミトコンドリア)まで搬送される。これら酸素搬送系に関与する臓器は,心,肺,血管,それと骨格筋細胞であり,これらに生じた機能障害による日常生活の障害は酸素搬送系障害と定義する。酸素搬送系の臓器は末梢骨格筋における酸素需要に応じて協働して作動し,臓器障害が生じた際には相互に補完し合うことより、個々の臓器機能は個別理解より全体の系として理解する必要がある。
本講義ではFICKの理論式に基づき酸素搬送に関わる臓器の基本的機能を理解し、その臓器障害を有する患者の理学療法に必要な生理学的基礎知識と基本的な介入立案ができることを目的とする。具体的には、体内酸素搬送臓器の基本的役割と運動時モニタリング指標、ならびに、臓器障害の理学療法介入の基本的考え方を説明することができることを目指す。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
To understand fundamental role of oxygen transport system based on FICK principle and to be able to explain basic knowledge of physiology and way to plan basic physical therapy intervention for patients with the organ disease.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
体内酸素搬送臓器の基本的役割と運動時モニタリング指標、ならびに、臓器障害の理学療法介入の基本的考え方を説明することができることを目指す。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
下記の予定で行う。

1.酸素搬送系障害のとらえ方
2.呼吸機能と呼吸機能障害
3.呼吸機能障害と運動時モニタリング指標
4.呼吸機能障害の評価と介入
 呼吸器疾患の症例検討(グループワーク)
5.心機能と心機能障害
6.心機能障害と運動時モニタリング指標
7.心臓機能障害の評価と介入
 循環器疾患の症例検討(グループワーク)
8.末梢循環障害と運動時モニタリング指標
9.末梢循環障害の評価と介入
 末梢循環疾患の症例検討(グループワーク)

10.代謝疾患(糖尿病)の理学療法評価
11.代謝疾患(糖尿病)の理学療法介入
12.代謝疾患(糖尿病)の理学療法効果

各臓器障害の講義終了には小テストを行う。
*代謝疾患(糖尿病)については集中講義で行う。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
本講義を合格できない者は、内部障害実習を履修することは不可とする
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
各講義時間に実施する小テスト(40%)と期末の試験(60%)を総合して5段階評価する。
教科書・テキスト
Textbook
適時,文献およびパワーポイントのスライド資料を配布する。
参考書
Reference Book
『バーン・レヴィ』(西村書店,2003)循環器疾患のリハビリテーション(三輪書店、2005)、理学療法士のための運動処方マニュアル(文光堂、2002)、『運動負荷テストの原理とその評価法 原著第2版』(南江堂,1999)『バーン/レヴィ基本生理学』(西村書店,2003)理学療法士のための運動処方マニュアル(文光堂、2002)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
適宜、授業中に指示をする
授業の進め方
How to proceed with the class
講義とグループワークをおりまぜて行う。
注意事項
Notice for Students
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
講義は遠隔で行うことがあります。その場合は、事前に周知します。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
オフィスアワーを設けますので、積極的に利用して下さい。