学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1766215
科目名 【日本語】
Course Title
急性期看護学実習[3年生向け]
科目名 【英語】
Course Title
Acute Care Nursing Practicum
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
池松 裕子 ○ 森脇 佳美 中山 奈津紀
担当教員 【英語】
Instructor
IKEMATSU Yuko ○ MORIWAKI Yoshimi NAKAYAMA Natsuki
単位数
Credits
3
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
外科的治療を受け、急性期状況におかれる患者に対し、術前・術中・術後の心身の状態を全人的に捉え、順調な回復を促すための看護援助を学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This practicum aims to learn nursing care to help patients recover from major surgical procedures based on holistic understanding of pre-, during, and postsurgical conditions.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1.手術を受ける患者の心情に共感し、気持ちに寄り添うことができる。
2.看護の視点に基づいて情報を収集し、その意味を考えることができる。
3.枠組みごとの情報を統合し、看護問題を抽出することができる。
4.看護問題に優先度をつけ、問題を解決するための計画を立案することができる。
5.患者の安全・安楽を保証し、患者の意思を尊重しながら看護援助を行うことができる。
6.行った援助を目標と照らし合わせて客観的に評価し、看護問題・看護目標・看護計画・看護援助を修正/追加できる。
7.患者/家族・医療スタッフ・他学生との関係において、医療チームの一員としての責任を果たすことできる。
8.急性期医療・看護の特徴と倫理的課題にきづき、考察を深めることができる。
9.実習機会を最大限に活かし、効果的・効率的な学習をすることができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
At the end of this practicum, the students will be able to:
1. interact with surgical patients with empathetic attitude,
2. collect information through nursing perspectives, and to examine its meaning,
3. integrate information of each category and to extract nursing problems,
4. prioritize the problems and to make plans to solve those problems,
5. provide nursing care to the patients respecting their own will and ensuring safety and comfort,
6. objectively evaluate the care provided reflecting the goals and add/modify nursing problems, nursing goals, nursing plan, and nursing care,
7. be responsible as a member of health care team regarding relationship with patients/families, health care staff, and colleague students,
8. deepen insight through becoming aware of characteristics of acute health care and nursing and its ethical issues, and
9.learn effectively and efficiently optimizing clinical opportunity.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
実習初日と2日目には名大病院スキルラボにおいて急性期看護に必要な看護技術演習を行う。
2日目には手術室とICUを見学し、手術室看護・ICU看護の概要を理解する。
3日目から手術を受ける患者(原則として全身麻酔)を受け持ち、看護過程を展開しながら、入院時の看護、術前の患者準備と心理的援助、手術室への継続看護、手術室における看護、術後の観察/合併症予防/苦痛緩和/離床援助/清潔ケアを行い、退院へ向けての指導を行う。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
急性期成人看護学Iと急性期成人看護学II、成人・老年看護学演習の履修内容を応用することを基本とするが、それ以外の科目での履修内容も適宜応用する。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
別途実習評価表に基づいて評価する。評価は出席状況,記録物,実習中の態度などを総合して行う。60点以上をもって合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
池松裕子編『看護アセスメント スケール&ツール』(照林社,2018)
参考書
Reference Book
急性期看護学IおよびIIの講義で使用・紹介した配布資料・図書など。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
実習初日までに、あらかじめ提示された事前学習をポケットサイズのノートにまとめて持参する。受け持ち患者の疾患・術式・考えられる合併症について、各自で学習する。
授業の進め方
How to proceed with the class
実習場所は病棟,手術室,ICUを使用する。第1週目前半は手術室・ICUの見学および技術演習を行い,その後、手術を受ける患者を受け持ち、病棟を中心に実習する。最終日にまとめを行う。各実習場に数名ずつ分かれ,受け持ち患者を決めて実習する(実習のてびき参照)。
注意事項
Notice for Students
新型コロナウイルス感染には十分に注意し、名大病院および看護学専攻の行動指針に従って、2週間前からと実習中の行動自粛と体調管理を行うこと。
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
名大病院外科系病棟における臨地実習を原則とするが、新型コロナウイルスの感染状況により、オンライン実習と見学実習のハイブリッド形式に変更となる可能性がある。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)