学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教・博前
時間割コード
Registration Code
2210340
科目名 【日本語】
Course Title
教育方法学研究Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on Methods of Education Ⅰ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
坂本 將暢 ○ 柴田 好章
担当教員 【英語】
Instructor
SAKAMOTO Masanobu ○ SHIBATA Yoshiaki
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 2時限
Spring Thu 2
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
教育科学専攻
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本授業は、春学期木曜2限の授業である。
教育方法学における授業分析に関する理論と方法の学習をとおして、高度な専門的知識のほかに、教育方法実習での研究授業の観察・記録の方法や、分析の方法を学ぶ。これらから、主体的な創造性を有した研究遂行能力を習得することを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Through the study of theories and methods related to class analysis in Educational Methodology, students will learn methods of observing and recording research classes and methods of analysis in Educational Method Practice, in addition to advanced specialized knowledge. The purpose of this course is to acquire the ability to carry out research with independent creativity.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、次の知識や技能を身につけることを目標とする。
・授業分析に関する基本的な知識と技能を身につける
・研究のねらいに即した授業を観察
・記録する技能を身につける
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
In this class, the goal is to acquire the following knowledge and skills.
To acquire basic knowledge and skills in class analysis
To observe classes that meet the aims of the research
To acquire the skills to record
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回:オリエンテーションおよび授業分析の意義
第2回:授業分析の方法1~観察と記録の仕方~
第3回:授業分析の方法2~記録データの扱い方~
第4回:栽培実習
第5回:教育研究実習の準備1~実習の計画~
第6回:教育研究実習の準備2~実習の際の観察視点の整理~
第7回:教育研究実習の準備3~分析視点の整理~
第8回:授業分析・授業理論に関する文献(的場正美・柴田好章【編】「授業研究と授業の創造」渓水社)レポート
第9回:授業記録の整理~データのクレンジング~
第10回:授業記録の整理~データの整形~
第11回:授業分析の方法3~分析観点~
第12回:授業分析の方法4~分析方法~
第13回:授業分析の方法5~分析結果の整理と知見の創出~
第14回:授業分析結果の共有
第15回:まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
次の学部の授業を履修していることを求める。
・教育方法学講義II(春学期木1)
・教育方法学演習II(秋学期木2)
・教育方法実習
履修について相談がある場合は、授業担当者にあらかじめ相談しておくこと。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)
本授業では、次の方法で評価する。ただし、いかなる理由であれ、授業の全体の3分の2に出席が満たない場合は評価の対象としない。
・受講態度(30%)
・小レポート(40%)
・期末試験(30%)

(評価の基準)
小レポートと期末試験の評価観点は次のとおりである。〔関心・意欲〕自らの経験や思想と関わらせながら、意欲的に取り組む。〔知識・理解〕文献を適切に読解することなどを通して,多様な知識を身につけ得るとともに,理解を深める。〔分析・考察〕過去の実践事例や自らの模擬授業の経験を、幅広い視野や知識にもとづいて考察し、思考を深める。〔発表・表現〕グループディスカッションでは、テーマに関わる自らの考えをわかりやすく発表する。総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
・的場正美・柴田好章(編)「授業研究と授業の創造」渓水社
参考書
Reference Book
・日本教育方法学会(編)「教育方法学研究ハンドブック」学文社
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
主体的に関連する文献を探し、読むことを求めます。また、課題としては出さなくても空き時間で文字起こしをしたり分析をしたりすることを求めます。
注意事項
Notice for Students
・グループワークを行う。
・授業時間外に機材の準備や栽培の世話をすることがある。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則として対面で行う。状況に応じてオンライン(NUCT等によるオンデマンド授業、Zoomによるライブ授業)でも実施する。いずれにも対応できるように準備をしておくことが望ましい。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
NUCT・メールを使った質疑や、Zoomの回を設けた質疑によってフォローをする。詳細は、授業の中で教員から指示がある。