学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・博前
時間割コード
Registration Code
2302250
科目区分
Course Category
法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】
Course Title
司法制度基礎研究
科目名 【英語】
Course Title
Fundamental Studies in Judicial System
担当教員 【日本語】
Instructor
宮木 康博 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MIYAKI Yasuhiro ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 2時限
Spring Tue 2
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
法律学習の基礎として、法律学の基本的な学習方法や各種法分野について適宜取扱いながら、わが国の司法制度やその担い手について、現状を整理し、課題を探る。また、「生きた司法」の姿に触れるために、法曹三者等(裁判官、検察官、弁護士など)のゲスト講演を開催する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
As a basis of legal study, while studying basic methods of studying law and looking at various areas of law, we will look at current situations of the legal system of Japan and its bearers and search for its problems. Further, in order to get in touch with "Fresh Legal System", the students will attend lectures by guest lecturers, such as judge, prosecutor, lawyer, etc.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
(1) 各法分野に触れながら、法律学習の基礎を習得するとともに、司法制度の仕組みとその担い手 
   の役割について理解する。
(2) わが国の司法制度の特色を考える。
(3) 裁判に関心を持つことを通じて、現代社会に存在する法的問題とその解決における司法の役割に
   ついて考える。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1
オリエンテーション
授業の進め方、指定教科書および参考文献、レポートの提出についての説明および法学の基礎

2
法学の特色と諸分野
法学の特色を概説するとともに、法学の各分野について説明する。

3
法が守るべき基本的価値(法概念)
法概念を整理する。

4
法解釈の方法
法解釈の方法論について概説する。

5
判例の読み方
判例の読み方を概説する。

6
法の担い手
法曹三者をはじめとする法の担い手について概説する。

7
法の適用
法の適用について概説する。

8
弁護士
弁護士の職務等について解説する。

9
弁護士の仕事の実際(ゲスト講演Ⅰ)
弁護士をゲストに招き、弁護士の仕事についての話を伺う。

10
検察制度と検察官
検察官と検察制度の概要についての解説を行う。

11
検察官の仕事の実際(ゲスト講演Ⅱ)
検察官をゲストに招き、検察官の仕事についての話をうかがう。

12
裁判所
裁判所と裁判官の役割の解説。

13
裁判官の仕事の実際(ゲスト講演Ⅲ)
裁判官をゲストに招き、裁判官の仕事の実際についての話を伺う。

14
犯罪者の処遇(ゲスト講演Ⅳ)
刑務所より所長等をお招きし、犯罪者の処遇についての話をうかがう。

15
犯罪被害者支援(ゲスト講演Ⅴ)
犯罪被害者をお招きし、現状と課題についてのお話をうかがう。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
裁判傍聴レポート(50点)およびゲスト講演感想レポート(各10点)の総合評価による。 なお、裁判傍聴レポートの提出がない者は欠席として取り扱う(講義最終日経過後の提出は理由を問わず認めない)。
※新型コロナの影響で、課外活動およびゲスト講演が実現できない場合は、レポート課題で代替する。
教科書・テキスト
Textbook
武藤眞朗ほか著『法を学ぶパートナー』(成文堂、第4版)1800円+税 ⇒法学の初学者を対象に、「法の学び方」からはじまり、「法令の読み方」、「判例の読み方」、「各手続きの流れ」、「リーガル・リサーチ」の方法、「レポートの書き方」、「法関連分野の卒業後の進路」など、4年間使用する内容が平易にまとめられたテキスト。
※コロナ下の関係で、教科書の購入は、Webによる販売を利用することを強く推奨する 。 生協の行うWebでの教科書販売についてはホームページを参照
参考書
Reference Book
適宜指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
教科書や紹介文献の精読
注意事項
Notice for Students
裁判傍聴レポートの詳細等については、初回講義時に説明する。レポート等の提出は、期日経過後のものはいかなる理由であっても認めない。なお、ゲスト講演者の都合等により、講義順序が変更になることがある。
授業開講形態等
Lecture format, etc.

授業開講形態(対面遠隔併用で実施する授業一覧)は、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
List of hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
*If there are any changes in the teaching methods after the period of course registration, it will be announced on NUCT.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)

遠隔授業はNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions.