学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経・博前
時間割コード
Registration Code
2412106
科目区分
Course Category
科目名 【日本語】
Course Title
マネジメントⅡ
科目名 【英語】
Course Title
Management Ⅱ
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
ECOMA5102B
担当教員 【日本語】
Instructor
川﨑 綾子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KAWASAKI Ayako ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 6時限
Fall Tue 6
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義では,世界的な標準となりつつある経営学の諸理論を学ぶことで,受講生自身の経営学の研究能力を醸成する。経済社会や企業社会の分析を通して,自ら取り組むべき研究課題を発見し,マネジャーや政策提言者の立場から解決できる能力の育成を目指す。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to enhance your research ability in business administration by learning management theories of the global standard. This course aims to develop ability to discover research questions to address, and solve them from the viewpoint of managers and policy advocates, through analysis of economic and corporate society.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
学生は世界標準となっている経済学・経営学の研究を理解した上で,その理論的な用語を使って現実の課題の発見や解決に,自ら取り組むことができる。分析的な解決案を提示するための応用能力や研究能力,政策提言の能力を身につけている。具体的には,経営や経済の用語を使って現実の事象(経済や企業社会の課題)を正しく説明できており,独自の視点で選んだ理論的用語によって,現実の事象を新たな軸から分類したり統合したりすることができる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1 ガイダンス
2 ビジネスパーソンが経営理論を学ぶ意義,ポーターの戦略の根幹/SCP理論
3 バーニーの理論,ポーター・バーニー論争の顛末
4 理論駆動と現象駆動,「悪貨が良貨を駆逐する」のは,ビジネスの本質である
5 前半5論文に関する討論/第1回レポートの発表会①
6 前半5論文に関する討論/第1回レポートの発表会②
7 人が合理的だからこそ,組織の問題は起きる/エージェンシー理論
8 企業のあり方は「取引コスト」で決まる
9 埋め込み理論
10  SWT(Strength of Weak Ties)理論
11 境界を超えるH型人材/ストラクチャル・ホール理論
12 リアルとデジタルのネットワークで働く,真逆の力
13 第2回レポートの発表会①
14 第2回レポートの発表会②
15 まとめ /第2回レポートの発表会の予備日
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
マネジメントⅠも併せて受講することが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
2回のレポートの内容に基づいて評価する(1回目のレポート20%,2回目のレポート80%)。レポートやプレゼンテーションを通して「到達目標」で掲げた能力が身についているかを確認する。具体的には,現実の経済的な諸問題に対する解決案を提示するための応用能力・研究能力,政策提言能力および,現実の事象を新たな軸から分類・統合する能力が身についているかどうかを確認する。レポートの評価基準としては,①現実の事象を詳しく分析した上で,現代経済や企業社会に潜む問題を発見できているかどうか,②現実の事象を経済や経営の理論的な用語を駆使して説明できているかどうか,③現実の諸課題に対する解決案を,マネジャーや政策提言者の立場から提示できているか否かを確認する。また,レポート作成の際に多様な資料を探索したかどうか,そうした資料から必要な証拠を収集し,研究者として独自のアイデア(解決案)を積極的に提示できていることを,評価基準とする。理論的な用語を自身の言葉で説明することができ,用語を使って現実の事象を分析的に説明できていることを,合格の基準とする。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
入山章栄「世界標準の経営理論」第1回(2014年9月号),第2回,第4回,第5~9回,26~29回『Diamondハーバード・ビジネス・レビュー』
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
担当論文の要約を事前に作成した上で,講義に臨むこと(担当論文の数は受講者数に応じて決定する)。
担当論文以外についても,事前に読んでおくこと。
注意事項
Notice for Students
This course will be conducted in Japanese.
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)
オンデマンド(zoom)で行う予定
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
教員への質問および授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、NUCT 機能「メッセージ」により⾏う