学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
経・博前
時間割コード
Registration Code
2412217
科目区分
Course Category
科目名 【日本語】
Course Title
監査A
科目名 【英語】
Course Title
Auditing A
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
ECOAC6401B
担当教員 【日本語】
Instructor
仙場 胡丹 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SEMBA Hu Dan ○
担当教員所属【日本語】
instructor's belongs
担当教員所属【英語】
instructor's belongs
単位数
Credits
2
配当年次
dividend Yearly
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 3時限
Fall Tue 3
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義では、「監査」研究・実務において重要な概念である「監査の質」に焦点を合わせ、その概念や統計学的アプローチを用いた場合の日本市場の実態などの研究成果を受講者と一緒に確認する。「監査」領域や「会計学」領域における統計的研究手法に馴染んでもらい、当該領域等における基礎的分析力・自主的探究力、計量的分析を用いる研究能力・応用能力を育むことも目的として掲げる。さらに、本講義では、グループごとの発表や議論などを予定していることから、プレゼンテーション能力、リーダーシップ能力、協調性を育むことも期待できる。なお、学期中2回にわたり、「監査」実務に携わる外部講師(日本公認会計士協会東海会より派遣を受ける予定)による実務の現場視点からの報告も予定している。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course provides the opportunity to let students learn some theoretical and empirical researches on “audit quality” to enhance their Applicable Ability.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
(授業終了時に学生は、)監査の意義や「監査の質」に関わる論点について、知識が備えられ、パブリックに、それをプレゼンテーションできる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1 イントロ
2 「監査の質」の概念
3 英国FRCによる監査の質
4 IAASBによる監査の質
5 米国PCAOBによる監査の質
6 監査の質の評価フレームワークと監査領域における重要概念との関係
7 監査の質のアカデミック実践的測定
8 ビッグデータと会計監査(仮題)(外部講師による)
9 監査の信頼性回復に向けて(仮題)(外部講師による)
10 監査の質の提供側のインセンティブ・能力と監査の質
11 監査の質の提供側のインセンティブ・能力である監査法人の規模と監査の質
12 監査の質の提供側の能力である業種特化と監査の質
13 監査の質の提供側のインセンティブと市場の反応:オリンパス事件からの証拠
14 監査の質の提供側のインセンティブ・能力である監査報酬と監査の質
15 総括
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
会計学関連科目の履修が望ましいが、未履修でも受講可能。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
議論に関わる度合いなど講義への貢献度(30%)、プレゼンテーションや発表(45%)、レポート(25%ぐらい)で評価する。講義中の内容についての適切にプレゼンテーション・解説できること、講義中の内容あるいは講義中指定の内容に関するコンテンツを適切に説明でき・考察できることを合格の基準とする。
教科書・参考書
Textbook/Reference Book
教科書:『グローバル時代における監査の質の探究』仙場胡丹著,千倉書房,2016年。
参考書は必要に応じて、授業中に指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回の授業前に教科書等の指定箇所を読んでおくこと。
注意事項
Notice for Students
1.教科書が必要であるので、原則購入のこと。2.履修したい場合、初回は必ず出席すること。3.本講義を受講するにあたり、会計学に関する基礎知識が必要である。4.講義を進めるため、http://www.soec.nagoya-u.ac.jp/~kotan/を利用することがある。This course will be taught in Japanese.
授業開講形態等
Lecture format, etc.
教育レベルが1以下の場合、原則として対⾯授業とする。ただし、対⾯授業を希望しない学生には遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)でも受講できるよう、「対面・遠隔(同時双⽅向型またはオンデマンド型)の併⽤」とする。遠隔はNUCT等で行う。なお、オンデマンド型の場合、教員への質問および授業に関する受講学⽣間の意⾒交換は、NUCT機能「メッセージ」により⾏うこと。
※履修登録後(本通知以後)に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)