学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
多・博前
時間割コード
Registration Code
3212072
科目区分
Course Category
B類(講究)
Category B
科目名 【日本語】
Course Title
関数解析講究4
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on Functional Analysis 4
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
植田 好道 ○
担当教員 【英語】
Instructor
UEDA Yoshimichi ○
単位数
Credits
4
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
授業形態
Course style

学科・専攻
Department / Program
多元数理科学研究科
必修・選択
Required / Selected


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
自由確率論を学ぶ.準備が足りている人には研究指導を行う.

You learn free probability theory. If you already prepared enough to research, I would support your own research.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN))
(1) 自由確率論を理解する.
(2) 修士論文研究に取り掛かっている人については研究成果に繋がる糸口を見出す.
受講生によって到達目標が異なります.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
数学的内容:

教科書欄の Mingo-Speicher の本で自由確率論を学びます.修士論文作成への準備が足りている人への研究指導はこれに限りません.


実施方法:

標準的な黒板を使ったセミナー形式で読み進めます.頻度は,週に1度,2時間が目安です.以上は到達目標(1)の場合で,(2)に該当する人への研究指導は個別に不定期に行います.
長期休暇も受講生がセミナーの継続を望み,私の都合がつけばセミナーを継続します.また,受講生の関数解析を含む解析学の知識が初歩に留まっている場合は教科書を読むのはおそらく困難ですが,少人数クラスの内容を変更はしません.(大学院入学までになんとかしておいて欲しい.)

This class will be done as a weekly reading seminar on some book(s) (see the textbook section). If you already prepared enough to research, I would provide a plenty of non-scheduled occasions of discussions on your own research with me.
履修条件
Course Prerequisites
(1) 学部で学ぶ,微分積分,線形代数,一般位相,複素関数論,ルベーグ積分,関数解析を既習であること.
(2) 解析学を学ぶ上で標準的な不等式評価の技法等に習熟している(様々な不等式を知っているというのとは違って,3角不等式などを使って収束を示したり,そういった類の標準的な技法に十分慣れている状態である)こと.
両者とも履修要件になります.

This class will basically be done in Japanese.
関連する科目
Related Courses
微分積分,線形代数,一般位相,複素関数論,ルベーグ積分,フーリエ解析,関数解析,確率論を扱う科目の知識が使われます.
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
発表やレポートの内容等により総合的に評価します.
教科書・テキスト
Textbook
J.A. Mingo and R. Speicher, Free Probability and Random Matrices. Springer.

以上は到達目標 (1) に対応するもの.新入生の方について:この本以外を選択することはありません.
参考書
Reference Book
A. Nica and R. Speicher, Lectures on the Combinatorics of Free Probability. LMS Lect. Note Series.

以上は到達目標 (1) に対応するもの.
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
注意事項
Notice for Students
特にありませんが,大学院ですからかなり勉強をしてもらいます.内容も高度であるべきです.2021年度入学の大学院生に対して作用素環論のテキストを選択することはありません.
他学科聴講の可否
Propriety of Other department student's attendance
他学科聴講の条件
Conditions of Other department student's attendance
面談の上で判断します.
レベル
Level
3
キーワード
Keyword
自由確率論 (前年度から継続で本少人数クラスを受講する人のみ:作用素論・作用素環論・ランダム行列,等)
履修の際のアドバイス
Advice
メールで問合せください.希望調査回答前になんらかの問い合わせがない場合は,指導するのは困難です.
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)