学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医・博前
時間割コード
Registration Code
3821030
科目名 【日本語】
Course Title
臨床薬理学
科目名 【英語】
Course Title
Clinical Pharmacology
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
佐藤 一樹 ○ 安藤 詳子
担当教員 【英語】
Instructor
SATO Kazuki ○ ANDO Shoko
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
必修・選択
Required / Selected


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
様々な病気や症状に用いられる薬物について、その基本的な薬理機序を理解し、薬剤使用の判断、投与後の患者モニタリング、患者の服薬管理能力の向上を図るための知識と技術を学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to learn 1) the basic mechanism of the essential drugs; and 2) the knowledge and skills related to drug decisions, patient monitoring, and drug adherence and self-care.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1) 基本的な薬剤の薬理機序について説明できる。
2) 薬剤使用の判断、投与後の患者モニタリング、患者の服薬管理能力の向上を図るための看護方法について説明できる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
1) The students can explain the basic mechanism of the essential drugs.
2) The students can explain how to judge the drug usage, monitor patient after administration of drug and enhance patient's ability to self management of drug adherence.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
e-learningやDVD教材を用いた講義を行う。
1. オリエンテーション 
【薬理学総論】
2. 病気と薬:医薬品の分類、代表的な医薬品の投与例
3. 臨床薬理学:薬物体内動態、薬力学など
【疾患別の治療薬の薬理作用、作用機序、副作用】
4. 心疾患の治療薬:不整脈、狭心症、心不全の治療薬
5. 高血圧・他の治療薬:高血圧、低血圧、末梢循環障害の治療薬
6. 血液系疾患の治療薬:抗血栓薬、止血薬、造血薬、白血病の治療薬
7. 呼吸器系疾患の治療薬:去痰薬、鎮咳薬、気管支拡張薬、換気障害の治療薬、肺炎の治療薬
8. 消化器系疾患の治療薬:消化性潰瘍治療薬、腸疾患治療薬、下剤、肝疾患治療薬、膵疾患治療薬
9. 代謝性疾患の治療薬:糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症・痛風、骨粗鬆症の治療薬
10. 炎症と免疫性疾患の治療薬:NSAIDs、ステロイド、抗リウマチ薬、抗アレルギー薬、免疫抑制薬
11. 感染症の治療薬:抗菌薬、抗ウイルス薬、抗真菌薬
12. 悪性腫瘍の治療薬:抗悪性腫瘍薬
13. 中枢神経作用薬(1):てんかん、パーキンソン病、認知症の治療薬
14. 中枢神経作用薬(2):睡眠薬、医療用麻薬、麻酔薬
15. 中枢神経作用薬(3):気分障害、統合失調症、不安症の治療薬
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は定めない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
出席とレポートから総合的に判断する。(すべてのe-learningの受講を合格に基準とする)
Attendance and report
教科書・テキスト
Textbook
UMIN e-Learning CRC(初級編)「Ⅰ-10 病気と薬」「Ⅰ-9 臨床薬理学」
「目で見る薬理学入門(第3版)1巻~12巻」(医学映像教育センター)
※学生が購入する必要はありません
参考書
Reference Book
古川裕之(編)「ナーシング・グラフィカ 臨床薬理学」(メディカ出版)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
この科目は自宅でのe-learningとDVD教材の視聴を主とする。予習は不要であり、視聴中の疑問点は教科書や参考書等により追加で学習し、自ら学ぶ。
授業の進め方
How to proceed with the class
講義:授業計画2・3は e-Learningを受講し、授業計画4~15はDVD教材を視聴して行う。
レポート:専門領域で重要な薬剤1剤について、文献学習により最新の知見を積極的に取り入れながら、薬剤使用の判断、治療効果や副作用を含めた患者モニタリング、患者の服薬管理等の観点からレポートにまとめる。

Lecture: e-learning by the internet and DVDs
Report: to summarize three topics of drug decisions, patient monitoring, and drug adherence and self-care about one drug related to students’ specialty by reviewing the articles and researching the new evidences.
注意事項
Notice for Students
各回の確認テストと最終レポートをもって単位認定する。
初回オリエンテーションは時間をしてして行う。日程等はNUCTで周知する。
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
なし
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
映像教材で学習します。ビジュアル的に理解できるので、IT教材の良いところを体験してください。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
接続方法はNUCTで周知する