学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
創・博前
時間割コード
Registration Code
3900406
科目区分
Course Category
専門科目(必修)
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
創薬分子構造学セミナーⅠB
科目名 【英語】
Course Title
Seminar in Structural Biology ⅠB
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
PHA-ST-6009-J
担当教員 【日本語】
Instructor
廣明 秀一 ○ 兒玉 哲也
担当教員 【英語】
Instructor
HIROAKI Hidekazu ○ KODAMA Tetsuya
単位数
Credits
5
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
通年集中(春秋) その他 その他
Full-year course Intensive(Sp-Fa) Other Other
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
セミナ-
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
創薬分子構造学セミナーIBは、「多分野融合教育による次世代を先導する創薬基盤研究者」の養成を目的として、それに必要な能力のうち特に、分子構造学・構造生物学の『高度な専門力』を、実践を通じて身に付けることを目的とします。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this seminar is to extend students’ knowledge about cutting-edge structural biology based on the literature and to improve their theoretical background.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本セミナーの終了時に、構造生物学的手法の主要な三手法(X線結晶解析、NMRおよびクライオ電子顕微鏡単粒子解析)を活用した研究を遂行するのに必要な知識を包括的に得ることを本セミナーの目的とします。特に、研究者として上記三手法に関連する原著論文読解、および研究成果のプレゼンテーションと討論が円滑にできるだけの十分な知識を培うことが最終目標です。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本セミナーは所属する研究室に分かれて、受講生の知識習得状況に応じて適切と思われる回数をセミナー発表者(主担当)として、それ以外の回は議論に参加する質問者として、セミナー形式で実施します。特に、それにより、最新の手法を理解しつつ、基礎生命科学と最先端創薬の双方に通用する研究力を養成します。

1. 構造生物学の主要三手法のうち、受講者がもっぱら自らの研究に用いる手法以外の手法を特に選び、それを利用した最新の事例について、特に学問的に重要な研究テーマを選んで、複数の文献を読解して発表する。また、受講者が自らの研究に多用する手法については、十分な理論的背景も踏まえた文献紹介を実践することで、基礎原理の徹底理解に努める。

2. 修士論文発表や学会での口頭発表を念頭に、最新の構造生物学や細胞生物学で得られた研究知見の質の高いプレゼンテーションのしかたを演習形式で学ぶ。同時に、他の受講者のプレゼンテーションを題材に討議を行い、議論により科学的知見を深めるための方法論を包括的に身につける。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
生命科学に関連する、学部で学ぶ生物科学・物理化学・タンパク質科学ないし核酸化学の基礎知識を有することを前提とします。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
研究報告・セミナーにおける発表、プレゼンテーション演習(研究科内の発表会や、外部での学会発表のための練習会など)の結果より到達目標に相当するレベルに達しているかを総合的に判断して合格の判定をします。正当な理由なく課題未実施が著しい場合は不可とします。
教科書・テキスト
Textbook
教科書を指定しないが、必要に応じて参考資料を配布する
参考書
Reference Book
基礎から学ぶ構造生物学(共立出版)、タンパク質の立体構造入門(藤博幸著)(講談社)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
原著論文読解の演習については、受講者の学習状況に併せて、事前に読解する複数の原著論文を指示します。また、受講者の自発的なテーマ設定による最新論文の紹介を歓迎します。プレゼンテーション演習においては、次回または本番までに、演習中に指摘された修正改善事項を適切に反映させたプレゼンテーション資料(および原稿)を、必ず作成することとします。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業開講形態(対⾯・遠隔など)、使⽤ツール、遠隔授業(オンデマンド型)の場合の対⾯授業に相当する教育効果を確保するための措置(教員への質問⽅法、学⽣同⼠の意⾒交換の⽅法)は、 創薬HPをご覧ください。※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイト又は創薬HPで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)