時間割コード
Registration Code
0012514
科目区分
Course Category
基礎セミナー
First Year Seminar
科目名 【日本語】
Course Title
基礎セミナー
科目名 【英語】
Course Title
First Year Seminar
使用言語
Language Used in the Course
日本語
テーマ(基礎セミナーのみ)
Theme of First Year Seminar(First Year Seminar Only)
論理的に考え、書き、話すことの文化的基盤
担当教員 【日本語】
Instructor
渡邉 雅子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
WATANABE Masako ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 火曜日 5時限
I Tue 5


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
少人数のセミナーの形式で,大学で学び研究するための最も基本的なスキル(コモン・ベーシック)としての読み(文献調査,考察,検討),書き(まとめ,報告書作成),話す(討論,発表)を中心とした多面的な知的トレーニングを行います。さらに「知の探究のプロセス」と「学問の面白さ」を学び,自立的学習能力を身につけることを目的としています。教員の研究分野に応じて多様なテーマが用意されています。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course is conducted in the form of a seminar with small groups.We will provide multifaceted intellectual training focused on reading (literature research, consideration, examination), writing (summary, report writing), and speaking (discussion, presentation) as the most basic skills (common basic) for learning and studying at university.Through this,our goal is to learn the "process of knowledge exploration" and "the fun of learning" and to acquire the independent learning ability.A wide various of themes are prepared according to the research field of the instructors.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
世界標準の書き方と言われる、エッセイ(5paragraph essay)の構造と論理を学び、実際に構想とエッセイを書いてそのコツを掴む。加えて、フランスの小論文の書き方とその教育法を知ることで、論理的であることの文化的基盤をも学ぶ。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
教科書
Textbook
渡辺雅子, 2004, 『納得の構造ー日米初等教育に見る思考表現のスタイル」東洋館出版社.
渡邉雅子,2021,『論理的思考の社会的構築ーフランスの思考表現スタイルと言葉の教育』岩波書店.
セミナーで使用する部分はNUCTに挙げるので購入の必要はありません。購入希望の方は申し出てもらえれば、著者割引で購入することの出来ます。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
最終レポートでは、個々にテーマを決め資料を探して短いペーパーを書く。
注意事項
Notice for Students
NUCTに資料をあげるので、使えるようになっておくこと。コロナの状況によって、対面とZoomでのリアルタイム授業を組み合わせて行うので、zoomが使える環境に慣れておくこと。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
「論理的に書くこと」の重要性が指摘されながら、何を持って「論理的」と言うのかのコンセンサスは得られておらず、そもそも「論理的である」との感覚は何から生まれるのかは自明視されています。このセミナーでは論理的に書く実践も行いながら、単に技術のみならず、<論理的>と感じるその感覚はどこから生まれるのか、何に起因するのか、その社会・文化的な背景をも明らかにすることで、高校とは異なる大学におけるものの捉え方や考え方、研究するとはどういうことか、どのように行うのかまでを文献と議論を通して学んでいきます。この思考法を大学のみならず、社会に出た後も大いに活用されることを期待します。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
https://office.ilas.nagoya-u.ac.jp/2022-spring-course-time-table/